前場コメント No.4 パーソル、リロG、アマダHD、エンジャパン、イオンFSなど

2019/08/13(火) 11:30
★9:04  パーソル-売り気配 1Q営業益13%減 GW休暇で稼働日が減少
 パーソルホールディングス<2181.T>が売り気配。同社は9日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は101億円(前年同期比12.8%減)だったと発表した。上期の会社計画208億円に対する進ちょくは48.4%となっている。
 派遣・BPOセグメントが、5月の年号変更に伴う長期休暇により稼働日が減少したことにより、減益となった。また、PROGRAMMEDセグメントやエンジニアリングセグメントが減益になったことや、PERSOLKELLYセグメント・ITOセグメントの赤字が拡大したことも響いた。

★9:05  リロG-売り気配 1Q営業利益11%減 不動産売却益の剥落で
 リログループ<8876.T>が売り気配。同社は9日、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は35.2億円(前年同期比11.0%減)だったと発表した。
 国内リロケーション事業は借り上げ社宅管理戸数が堅調に積みあがっているものの、前年同期に不動産売却益を計上した反動減が響いた。

★9:05  アマダHD-急落 1Q営業益22%減 金属加工機械事業の減益響く
 アマダホールディングス<6113.T>が急落。同社は9日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS基準)は47.3億円(前年同期比21.6%減)だったと発表した。
 金属加工機械事業において、板金部門は海外において米中における通商問題の激化による設備投資に鈍化が見られたことで減収となった。微細溶接部門についても、全体的に抵抗溶接機の販売に弱さがみられたことに加え、前年の業績に貢献したスマホなどのモバイル機器向けの大型案件の反動減などにより、減収となった。この結果、同事業が減益となったことが響いた。

★9:05  エンジャパン-大和が目標株価引き上げ 注力3事業のモメンタム改善が見込めよう
 エン・ジャパン<4849.T>が底堅い。大和証券では、2Q以降は注力3事業のモメンタム改善が見込めようとコメント。投資判断「1(買い)」を継続、目標株価を4830円→4890円と引き上げた。
 1Q営業利益は前年同期比-16.0%の29.0億円と、大和従来想定を小幅に上ブレての着地。ポイントは以下3点。(1)主力の国内求人サイト事業は同+3.4%増収と大和想定線でのスタート。(2)成長ドライバーである人材紹介は主力2事業がともに計画上ブレ。(3)注力分野であるHR-tech事業は売上高4300万円と順調なスタート。
 決算の印象はポジティブ。キャッシュカウである求人サイトの利益額、成長領域である人材紹介/engageの売上高が、大和想定を上回ったため。短期的には2Q以降、求人サイトにおける配置転換によるマイナス影響が減少し、人材紹介/engageの拡大が見込める。中長期の観点では、engageの収益拡大に注目。

★9:05  イオンFS-反落 1Q最終益3%減 国内の販促費や海外の貸倒関連費用の増加響く
 イオンフィナンシャルサービス<8570.T>が反落。同社は9日に、20.3期1Q(4-6月)の連結純利益は72.0億円(前年同期比2.7%減)だったと発表した。上期の会社計画131.0億円に対する進ちょくは55.0%となっている。
 国内において、会員獲得強化に向けた販売促進費用が増加した。また、海外において、今期正常債権を中心に営業債権残高が積みあがった結果、将来に対する引当金額の計上など、貸倒関連費用が増加したことも響いた。

★9:06  TKP-4日続伸 IWGグループから台湾子会社計13社の全持ち分を取得
 ティーケーピー<3479.T>が4日続伸。同社は8月9日大引け後に、全額出資の「TKPSPV10号」を通じて、IWG plcのグループ会社であるIWG Group Holdings SarlやRegus Group Limitedより、台湾においてリージャス事業を運営する台湾子会社計13社の全持ち分を取得すると発表した。IWGは1989年に設立され、スイスに本社を置くロンドン証券取引所上場のコワーキングスペースブランド、ワーキングスペースブランドにおける世界有数の事業者。


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