前場コメント No.14 翻訳センター、アンリツ、アイカ工業、ディップ、レーザーテックなど
★9:50 翻訳センター－ストップ安売り気配 1Q営業益48％減 翻訳事業の減収や販管費の増加響く
翻訳センター<2483.T>がストップ安売り気配。同社は9日に、20.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は8800万円（前年同期比48.0％減）だったと発表した。コアビジネスである翻訳事業の減収や販管費の増加が響いた。上期の会社計画4.0億円に対する進ちょくは22.0％となっている。
翻訳センター<2483.T>がストップ安売り気配。同社は9日に、20.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は8800万円（前年同期比48.0％減）だったと発表した。コアビジネスである翻訳事業の減収や販管費の増加が響いた。上期の会社計画4.0億円に対する進ちょくは22.0％となっている。
★9:53 豆蔵ＨＤ－急騰 1Q営業利益2.1倍 メガチップスからの事業継承分が寄与
豆蔵ホールディングス<3756.T>が急騰。同社は9日、20.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は6.6億円（前年同期比2.1倍）だったと発表した。上期の会社計画10.5億円に対する進ちょくは62.5％。
主にネットサービス関連においてソフトウエア投資が好調だったほか、前4Q期間にメガチップス<6875.T>から事業継承したシステム事業の連結分が寄与している。
豆蔵ホールディングス<3756.T>が急騰。同社は9日、20.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は6.6億円（前年同期比2.1倍）だったと発表した。上期の会社計画10.5億円に対する進ちょくは62.5％。
主にネットサービス関連においてソフトウエア投資が好調だったほか、前4Q期間にメガチップス<6875.T>から事業継承したシステム事業の連結分が寄与している。
★9:53 アンリツ－みずほが目標株価引き上げ 株価が調整すれば再評価機会に
アンリツ<6754.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、マクロ環境の不透明感などから、株価が調整すれば再評価機会になるとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は2000円→2100円と引き上げた。
1Q実績では米中貿易摩擦やファーウェイへの輸出規制など不透明要因があった中でも、着実な5Gの初期開発需要の拡大を確認できた。具体的には、チップセットベンダー向けのみならず、スマホ端末メーカー向けでの5G開発用測定器の受注/売上拡大、5G基地局の建設・保守用途で用いられるハンドヘルド型測定器需要の立ち上がりなど。5G開発用計測器需要を背景に、中期業績拡大の蓋然性は高いとみる見方は不変。
株価は一定の成長期待を織り込んだ水準にあると判断し「中立」を継続するとしたが、マクロ環境の不透明感高まりなどで短期的な株価が大きく調整する局面があれば、再評価機会となる可能性があるとした。
アンリツ<6754.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、マクロ環境の不透明感などから、株価が調整すれば再評価機会になるとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は2000円→2100円と引き上げた。
1Q実績では米中貿易摩擦やファーウェイへの輸出規制など不透明要因があった中でも、着実な5Gの初期開発需要の拡大を確認できた。具体的には、チップセットベンダー向けのみならず、スマホ端末メーカー向けでの5G開発用測定器の受注/売上拡大、5G基地局の建設・保守用途で用いられるハンドヘルド型測定器需要の立ち上がりなど。5G開発用計測器需要を背景に、中期業績拡大の蓋然性は高いとみる見方は不変。
株価は一定の成長期待を織り込んだ水準にあると判断し「中立」を継続するとしたが、マクロ環境の不透明感高まりなどで短期的な株価が大きく調整する局面があれば、再評価機会となる可能性があるとした。
★9:58 アイカ工業－反落 「江蘇鐘騰化工」「南京鐘騰化工」を買収
アイカ工業<4206.T>が3日ぶり反落。同社は8月9日大引け後に、100％子会社であるアイカ・アジア・パシフィック・ホールディング社の傘下であるダイネア南京社が、江蘇鐘騰化工および南京鐘騰化工（中国・南京市）の発行済み全株式を取得すると発表した。化学品の卸売などを行う会社で、8月下旬に株式取得が完了する見込み。
アイカ工業<4206.T>が3日ぶり反落。同社は8月9日大引け後に、100％子会社であるアイカ・アジア・パシフィック・ホールディング社の傘下であるダイネア南京社が、江蘇鐘騰化工および南京鐘騰化工（中国・南京市）の発行済み全株式を取得すると発表した。化学品の卸売などを行う会社で、8月下旬に株式取得が完了する見込み。
★9:59 ディップ－みずほが目標株価引き上げ 緩やかな増益が継続と予想
ディップ<2379.T>が底堅い。みずほ証券では、緩やかな増益が継続と予想。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1850円→2200円と引き上げた。
「中立」を継続する理由は（1）新規事業への先行投資により、他の人材サービス企業と比べて利益成長がやや緩やかである点、（2）新規事業の業績貢献が現段階では見通し難い点。ただし、メディアのターゲット領域の拡大に加え、競合の撤退もあり、既存事業の安定成長は継続と予想。
引き続き、新規事業の進ちょくが最も大きな注目点。3Qのプレセールスへ向けた開発状況、顧客ニーズについて、2Q説明会でもアップデートが行われる見込み。また、競合メディアが秋に事業終了を予定しており、想定以上にシェア伸長やコスト抑制が進めばカタリストになるとした。
ディップ<2379.T>が底堅い。みずほ証券では、緩やかな増益が継続と予想。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1850円→2200円と引き上げた。
「中立」を継続する理由は（1）新規事業への先行投資により、他の人材サービス企業と比べて利益成長がやや緩やかである点、（2）新規事業の業績貢献が現段階では見通し難い点。ただし、メディアのターゲット領域の拡大に加え、競合の撤退もあり、既存事業の安定成長は継続と予想。
引き続き、新規事業の進ちょくが最も大きな注目点。3Qのプレセールスへ向けた開発状況、顧客ニーズについて、2Q説明会でもアップデートが行われる見込み。また、競合メディアが秋に事業終了を予定しており、想定以上にシェア伸長やコスト抑制が進めばカタリストになるとした。
★10:03 レーザーテック－野村が目標株価引き上げ 戦略製品への期待を確認
レーザーテック<6920.T>が底堅い。野村証券では、戦略製品への期待を確認とコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を6221円→6467円と引き上げた。
前19.6期業績は受注高444億円（前の期比4％増）、売上高287億円（同35％増収）、営業利益79.4億円（同40％増益）で会社計画を超過し、3期連続で過去最高を更新した。会社は今20.6期では、前期比39.0％増収、同63.7％営業増益とさらなる業績拡大を見込んでいる。業績をけん引しているのはEUVL関連事業。今回の説明会で、会社が17年9月に受注獲得を発表した160億円の案件が、APMIと呼ばれるEUVL用パターン付マスク検査装置であることが公表された。また、高額な装置の設置・稼働が増加していることで、会社は今20.6期はサービス事業で前期比57％増収を見込んでいると指摘。
レーザーテック<6920.T>が底堅い。野村証券では、戦略製品への期待を確認とコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を6221円→6467円と引き上げた。
前19.6期業績は受注高444億円（前の期比4％増）、売上高287億円（同35％増収）、営業利益79.4億円（同40％増益）で会社計画を超過し、3期連続で過去最高を更新した。会社は今20.6期では、前期比39.0％増収、同63.7％営業増益とさらなる業績拡大を見込んでいる。業績をけん引しているのはEUVL関連事業。今回の説明会で、会社が17年9月に受注獲得を発表した160億円の案件が、APMIと呼ばれるEUVL用パターン付マスク検査装置であることが公表された。また、高額な装置の設置・稼働が増加していることで、会社は今20.6期はサービス事業で前期比57％増収を見込んでいると指摘。
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