前場コメント No.19 シンクロフード、オープンドア、日精ASB機械、アクセスGH、日本電気硝子など

2019/08/13(火) 11:31
★10:53  シンクロフード-急落 1Q営業益32%減 販管費率の上昇響く
 シンクロ・フード<3963.T>が急落。同社は9日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は1.2億円(前年同期比32.1%減)だったと発表した。さらなる事業拡大を見据えた体制確立のため、従来以上に積極的な人員採用を行ったことなどにより、販管費率が大幅に上昇したことなどが響いた。

★10:54  インターネットイニシアティブ-大和が目標株価引き下げ 1Q接続料補正後で59%営業増益
 インターネットイニシアティブ<3774.T>が底堅い。大和証券では、1Qは接続料補正後で59%営業増益と、活況であると評価し、投資判断「1(買い)」を継続した。目標株価は3700円→3600円と引き下げた。
 1Qは前1Qの想定接続料が低過ぎた反動から2%営業増益。接続料の補正後では同59%営業増益、法人向け接続とSIがけん引。仮想通貨のディーカレット社も4月取引開始、一部の注目を集めそうとした

★10:55  オープンドア-急落 1Q営業益23%増も2Q以降の業績を懸念
 オープンドア<3926.T>が急落。同社は9日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は5.6億円(前年同期比22.5%増)だったと発表した。通期の会社計画22.0億円に対する進ちょくは25.4%となっている。
 旅行関連事業においては、旅行需要にタイミングを合わせたテレビCMを放送し、新たなユーザー層も含め認知を拡大した。また、国内および海外の旅行サイトとの直接連携を加速させることで商品情報の拡充を図るとともに、ユーザー要望の強い空席表示対応商品を拡大し、成約率を増加させるなど収益率の向上に努めたことも寄与した。
 しかし、ゴールデンウィーク10連休があったにもかかわらず会社計画通りの進ちょくとなった。今後10連休による夏休み旅行需要へのマイナス影響も想定されることから、2Q以降の業績への懸念が台頭し、売りが優勢となっているもよう。

★10:58  日精ASB機械-大和が目標株価引き下げ 受注増加で来期は収益回復へ
 日精エー・エス・ビー機械<6284.T>が4日ぶり反落。大和証券では、受注増加で来期は収益回復とみて、投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は3300円→3200円と引き下げた。3Q累計は前年同期比32%営業減益で、会社想定を下振れ。3Q受注高は前年同期比2%減。2Q比で13%増。大和予想を引き下げも、来期は受注回復で営業増益と予想。

★11:02  アクセスGH-急落 通期営業益を下方修正 3Q累計は57%減益着地
 アクセスグループ・ホールディングス<7042.T>が急落。同社は9日に、19.9期通期の連結営業利益予想を従来の2億1500万円から7500万円(前期比63.0%減)に引き下げると発表した。
 キャンペーン事務局案件での景品の取り扱い作業代行が前期より大幅増となったことにより、郵送料や景品手配にかかるコストが増加し、原価が想定を大きく上回ったことが響く。
 併せて発表した、19.9期3Q累計(10-6月)の連結営業利益は1億2500万円(前年同期比57.2%減)だった。

★11:04  日本電気硝子-三菱UFJMSが目標株価引き下げ ガラスファイバーの底打ちを想定
 日本電気硝子<5214.T>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ガラスファイバー事業は4Q決算以降での底打ちを想定するとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は3100円→2800円と引き下げた。
 今19.12期上期(1~6月)の販売不振を踏まえ、GF販売数量前提の引き下げなどから業績予想を減額修正。しかし、すでに株価は調整済みで、来20.12期にはGFの販売回復や欧米拠点の赤字縮小(生産性向上)を主因に増益に転じると予想することから、さらなる株価下落余地も限定的と考え「Neutral」を継続。
 決算後の下落によって過去30年でみても歴史的な低PBRや高配当利回りに達し、株価の割高感はすでにない。短期的な株価反転には業績の底入れが注目点となるが、次の3Q決算ではGF販売回復の可能性は低く、むしろディスプレイ用ガラス事業での修繕にともなうコスト増も予定していることから、業績底入れの確認は4Q決算以降との見方を示した。


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