後場コメント No.1 SMC、ハーモニック、イボキン、シスメックス、エイジアなど
★12:30 SMC-続伸 1Qは堅調な業績と堅実な在庫管理がうかがえた 「買い」再強調
SMC<6273.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、1Qは堅調な業績と堅実な在庫管理がうかがえたとコメント。投資判断「買い」を再強調、目標株価は45000円→46000円と引き上げた。
1Q営業利益は391億円で、GS予想390億円とほぼ同値で着地。注目の在庫動向は前四半期比でほぼ横ばいの2307億円。在庫回転月数も売上高基準で前4Q:5.2カ月→今1Q:5.1カ月と肥大化は避けられた。地域別の売上動向へと目を向けると、新規連結した子会社の影響を考慮する必要はあるが、欧州が前年比ほぼ横ばい、中国を含むアジアが同-1割強と健闘したとの印象。
今1Q決算シーズンはほぼすべての機械企業が失望する決算内容を発表し続けていたため、直前の同社株への業績期待はGS予想あるいはIFIS市場コンセンサスよりも切り下がっていたと推察。そのため、GS予想/コンセンサスの期待値をクリアし、運転資本のコントロールについても改善の兆しが窺えた今1Q決算は実質的には想定以上/ポジティブサプライズとの評価になると考えるとした。
SMC<6273.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、1Qは堅調な業績と堅実な在庫管理がうかがえたとコメント。投資判断「買い」を再強調、目標株価は45000円→46000円と引き上げた。
1Q営業利益は391億円で、GS予想390億円とほぼ同値で着地。注目の在庫動向は前四半期比でほぼ横ばいの2307億円。在庫回転月数も売上高基準で前4Q:5.2カ月→今1Q:5.1カ月と肥大化は避けられた。地域別の売上動向へと目を向けると、新規連結した子会社の影響を考慮する必要はあるが、欧州が前年比ほぼ横ばい、中国を含むアジアが同-1割強と健闘したとの印象。
今1Q決算シーズンはほぼすべての機械企業が失望する決算内容を発表し続けていたため、直前の同社株への業績期待はGS予想あるいはIFIS市場コンセンサスよりも切り下がっていたと推察。そのため、GS予想/コンセンサスの期待値をクリアし、運転資本のコントロールについても改善の兆しが窺えた今1Q決算は実質的には想定以上/ポジティブサプライズとの評価になると考えるとした。
★12:30 ハーモニック-大幅反発 業績も受注も期待を上振れ 底打ち確認 「買い」継続
ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>が大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では、業績も受注も期待を上振れ、底打ち確認とコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価は4800円→5000円と引き上げた。
1Q営業利益は15億円とGS予想6億円を大きく上振れ、想定以上。売上高は連結/単体ともにGS想定線で推移していたため、同社の固定費削減が進捗したことが営業利益上振れの主因。また、注目の1Q単体受注高は28.4億円(前年同期比-70%/前四半期比+2%)とGS予想25億円を上回って着地。実に5四半期ぶりに受注高は前四半期比で改善を記録、前年同期比も前4Q:-85%から-70%へと減少率が縮小。同社が報告しているいわゆる「受注キャンセル金額」も前4Q:7.2億円→今1Q:4.9億円と落ち着いており、ようやく底打ちが本格的に確認できたとの見方を示した。
ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>が大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では、業績も受注も期待を上振れ、底打ち確認とコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価は4800円→5000円と引き上げた。
1Q営業利益は15億円とGS予想6億円を大きく上振れ、想定以上。売上高は連結/単体ともにGS想定線で推移していたため、同社の固定費削減が進捗したことが営業利益上振れの主因。また、注目の1Q単体受注高は28.4億円(前年同期比-70%/前四半期比+2%)とGS予想25億円を上回って着地。実に5四半期ぶりに受注高は前四半期比で改善を記録、前年同期比も前4Q:-85%から-70%へと減少率が縮小。同社が報告しているいわゆる「受注キャンセル金額」も前4Q:7.2億円→今1Q:4.9億円と落ち着いており、ようやく底打ちが本格的に確認できたとの見方を示した。
★12:30 イボキン-急落 上期営業益49%増も2Qは低調
イボキン<5699.T>が急落。同社は9日に、19.12期上期(1-6月)の連結営業利益は2.4億円(前年同期比49.2%増)だったと発表した。
解体事業が、大型案件が重なったことにより、増益となった。また、環境事業が、産業廃棄物処理受託および再生資源販売の取扱高が堅調に推移したことなどにより、増益となったことも寄与した。しかし、1Q時点で2.1億円だったので2Qは低調だった。
イボキン<5699.T>が急落。同社は9日に、19.12期上期(1-6月)の連結営業利益は2.4億円(前年同期比49.2%増)だったと発表した。
解体事業が、大型案件が重なったことにより、増益となった。また、環境事業が、産業廃棄物処理受託および再生資源販売の取扱高が堅調に推移したことなどにより、増益となったことも寄与した。しかし、1Q時点で2.1億円だったので2Qは低調だった。
★12:32 シスメックス-大和が目標株価引き下げ やや不透明な状況が続こう
シスメックス<6869.T>が6日ぶり反落。大和証券では、やや不透明な状況が続こうとコメント。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は7700円→6600円と引き下げた。
今20.3期上期営業利益は会社計画未達と予想。今20.3期営業利益は販管費抑制で会社計画の達成は可能とみられる。中国での二級病院での市場シェア拡大にはやや時間を要する見通しとした。
シスメックス<6869.T>が6日ぶり反落。大和証券では、やや不透明な状況が続こうとコメント。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は7700円→6600円と引き下げた。
今20.3期上期営業利益は会社計画未達と予想。今20.3期営業利益は販管費抑制で会社計画の達成は可能とみられる。中国での二級病院での市場シェア拡大にはやや時間を要する見通しとした。
★12:35 エイジア-続落 北秋田市の「ふるさと納税」寄付者向けメール配信に「WEBCAS」採用
エイジア<2352.T>が続落。同社は8月13日12時30分に、秋田県北秋田市に、ふるさと納税の使途報告に活用できるメール配信システム「WEBCAS」を導入したと発表した。ふるさと納税の寄付者向けに一斉メール配信を行うことで、運用効率アップを実現したとしている。
エイジア<2352.T>が続落。同社は8月13日12時30分に、秋田県北秋田市に、ふるさと納税の使途報告に活用できるメール配信システム「WEBCAS」を導入したと発表した。ふるさと納税の寄付者向けに一斉メール配信を行うことで、運用効率アップを実現したとしている。
★12:36 王子HD-大和が目標株価引き下げ 成長期待はあるも目先は市況動向が波乱要因
王子ホールディングス<3861.T>が8日続落。大和証券では、成長期待はあるも目先は市況動向が波乱要因と判断。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は600円→500円と引き下げた。
今20.3期1Q営業利益は前年同期比12%減。軟調なパルプ市況などを考慮し、今20.3期営業利益予想を下方修正。株価に調整一巡感もみられ始めたことから、レーティングは据え置くとした。
王子ホールディングス<3861.T>が8日続落。大和証券では、成長期待はあるも目先は市況動向が波乱要因と判断。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は600円→500円と引き下げた。
今20.3期1Q営業利益は前年同期比12%減。軟調なパルプ市況などを考慮し、今20.3期営業利益予想を下方修正。株価に調整一巡感もみられ始めたことから、レーティングは据え置くとした。
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