前場コメント No.1 井関農機、そーせい、中国電力、イーレックス、スクリーンなど

2019/08/14(水) 11:30
★9:00  井関農機-買い気配 いちよしが「A」へ引き上げ 株価下落を踏まえて
 井関農機<6310.T>が買い気配。いちよし経済研究所では、株価下落を踏まえ、レーティングを「B」→「A」と引き上げた。フェアバリューは1800円を継続。
 今19.12期は売上高1560億円(前期比横ばい)、営業利益40億円(同26%増)と増益転換を予想。理由は(1)18.12期の国内の夏場の西日本の集中豪雨や台風などの天候不順の影響が一巡する、(2)大型機の第4次排ガス規制導入による反動減が一巡する、(3)大型機の新製品投入効果が見込めるなど。
 今19.12期上期の国内は減収となったものの、(1)大型設備工事の反動減、(2)大型機の新製品投入の遅れなどのためであり、今19.12期3Qに大型機の新製品投入効果でばん回する展開を予想。

★9:00  そーせい-もみ合い 上期営業黒字転換 マイルストン収益の増加や研究開発費の減少が寄与
 そーせいグループ<4565.T>がもみ合い。同社は13日に、19.12期上期(1-6月)の連結営業損益(IFRS基準)は7.3億円の黒字(前年同期は37.5億円の赤字)だったと発表した。主にマイルストンに関する収益の大幅な増加に加えて、ロイヤリティの受領により、売上収益が増加した。また、研究開発費が減少したことも寄与した。

★9:00  中国電力-反落 増配やFCF赤字の改善は期待し難い 「売り」へ引き下げ
 中国電力<9504.T>が5日ぶり反落。ゴールドマン・サックス証券では、増配やFCF赤字の改善は期待し難いと判断。投資判断を「中立」→「売り」、目標株価を1500円→1450円と引き下げた。
 4~6月期実績や通期利益計画の変更を踏まえて、利益予想を引き下げ(配当予想は据え置き)。以下を背景に、カバレッジ相対でアンダーパフォームすると見て、投資評価を引き下げるとした。
 (1)島根原発の安全対策工事や三隅石炭火力発電所の建設工事に資金を要するために高水準のFCF赤字が続くと予想。(2)島根原発2号機再稼動後も増配の可能性は低いと考えること(同業他社が増配する中、同社は配当50円の継続を予想)。(3)4~6月期実績を踏まえた結果、水力利用率の低下や、競争激化を背景とした販売価格低下を織り込んで利益予想を引き下げること。経常利益予想は21.3期~22.3期IFISコンセンサス予想をそれぞれ19.5%/13.2%下回るが、GSの配当予想は同コンセンサス予想と同水準。

★9:01  イーレックス-買い気配 1Q営業益62%増 販売電力量が順調に増加
 イーレックス<9517.T>が買い気配。同社は13日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は19.3億円(前年同期比61.5%増)だったと発表した。
 電力小売事業については、全国的寒気に覆われた時期があり気温は前年に比べ低温だったが、販売電力量は順調に増加した。燃料事業については、安定かつ低廉な燃料調達を目的として、商社調達に加え自社調達を進めており、またさらなる新規サプライチェーンの拡充を図っている。また、販管費について全体的に見直しを行いいっそうのコストダウンに努めたことも寄与した。

★9:01  スクリーン-買い気配 みずほが「中立」へ引き上げ 固定費削減効果を織り込む
 SCREENホールディングス<7735.T>が買い気配。みずほ証券では、固定費削減効果を織り込むとコメント。投資判断を「アンダーパフォーム」→「中立」、目標株価は3500円→5700円と引き上げた。
 今20.3期1Qの業績は下振れたが、同時に発表された60億円の固定費削減により、通期の会社計画の未達リスクが従来に比べて低下してきたと考えられる。固定費削減効果を織り込み、今20.3期、来21.3期の業績予想を上方修正。SPEの売上予想は、TSMC向けを上方修正する一方、メモリー向けを下方修正し、従来予想から大きな変更はないとした。

★9:02  大戸屋HD-反発 7月度既存店売上高5.1%減 全店では5.3%減
 大戸屋ホールディングス<2705.T>が反発。同社は8月13日大引け後に、7月度の月次売上高を発表し、既存店売上高は前年同月比5.1%減となった。全店では同5.3%減。


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