ダブルスコープ-売り気配 通期営業赤字26.0億円見込む 上期は営業赤字24.2億円で着地

2019/08/14(水) 09:02
 ダブル・スコープ<6619.T>が売り気配。同社は13日に、19.12期通期の連結営業損益予想を従来の8.0億円の黒字から26.0億円の赤字(前期は8.4億円の黒字)に引き下げると発表した。  米中貿易摩擦の影響などにより、当期の民生用途リチウムイオン電池向けセパレータの販売に関しては、期初計画約128億円の売上高に対し、大幅に減少し、約80億円の売り上げとなる見通しで、当期の売上高合計は期初予算175億円に対し130億円となる見通しとしたことが響く。  併せて発表した、19.12期上期(1-6月)の連結営業損益は24.2億円の赤字(前年同期は8.8億円の赤字)だった。上期の会社計画は2.0億円の赤字だったので、着地は下振れた。
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