前場コメント No.2 リネットジャパン、オイシックス、ダブルスコープ、JXTG、コロプラなど

2019/08/14(水) 11:30
★9:01  リネットジャパン-買い気配 3Q営業黒字に転換 カンボジア事業が急拡大
 リネットジャパングループ<3556.T>が買い気配。同社は14日8時45分、19.9期3Q累計(10-6月)の連結営業損益は3.6億円の黒字(前年同期は2800万円の赤字)だったと発表した。
 ネットリユース事業が堅調に推移しているほか、ネットリサイクル事業がセグメント黒字に転換したことが寄与した。カンボジア事業が急拡大したことも増益の要因となった。

★9:02  オイシックス-売り気配 1Q営業益11%減 宅配事業の減益響く
 オイシックス・ラ・大地<3182.T>が売り気配。同社は13日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は5.4億円(前年同期比11.0%減)だったと発表した。
 宅配事業(Oisix)が、成長の加速に向け上記のプロモーション施策を実施したことにより、減益となった。また、宅配事業(大地を守る会)や宅配事業(らでぃっしゅぼーや)が減益となったことも響いた。

★9:02  ダブルスコープ-売り気配 通期営業赤字26.0億円見込む 上期は営業赤字24.2億円で着地
 ダブル・スコープ<6619.T>が売り気配。同社は13日に、19.12期通期の連結営業損益予想を従来の8.0億円の黒字から26.0億円の赤字(前期は8.4億円の黒字)に引き下げると発表した。
 米中貿易摩擦の影響などにより、当期の民生用途リチウムイオン電池向けセパレータの販売に関しては、期初計画約128億円の売上高に対し、大幅に減少し、約80億円の売り上げとなる見通しで、当期の売上高合計は期初予算175億円に対し130億円となる見通しとしたことが響く。
 併せて発表した、19.12期上期(1-6月)の連結営業損益は24.2億円の赤字(前年同期は8.8億円の赤字)だった。上期の会社計画は2.0億円の赤字だったので、着地は下振れた。

★9:02  モノタロウ-買い気配 7月度売上高は25.3%増
 MonotaRO<3064.T>が買い気配。同社は8月13日大引け後に、7月度月次業績を発表し、売上高は前年同月比25.3%増となった。6月の14.4%増と比べると、伸びが拡大した。

★9:03  JXTG-野村が「Neutral」へ引き下げ パラキシレン市況が予想以上に低迷
 JXTGホールディングス<5020.T>が反発。野村証券では、パラキシレン市況が野村予想以上に低迷していると判断。レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価を760円→500円と引き下げた。
 石化(主にパラキシレン)マージン(対原料価格)の悪化を主因に、今20.3期(目標株価の算定基準期)~22.3期の在庫影響等を除く修正EPS予想を下方修正。パラキシレン市況の回復が見通し難く、会社は経営目標の進ちょく状況によりさらなる株主還元を目指すとしているが、今20.3期の営業利益(在庫影響除く)は会社計画5000億円を大幅に下回る見通しのため、大幅な株価上昇は期待し難い。他方、国内精製マージン改善、もしくは石化などの市況悪化を補うコスト削減が打ち出されれば、株価底入れのカタリストになるとした。

★9:03  コロプラ-買い気配 3Q累計営業益90%減も不適切取引調査結果を好感
 コロプラ<3668.T>が買い気配。同社は13日に、19.9期3Q累計(10-6月)の連結営業利益は4.9億円(前年同期比90.2%減)だったと発表した。FY2014開始アプリ(にゃんこ、白猫PJなど)やFY2016開始アプリ(ドラプロ、白猫テニスなど)の売り上げが前年同期比で大きく落ち込んだことが響いた。
 併せて、従業員による不適切な取引に関する特別調査委員会の調査報告書を公表した。なお、過去において、今回の事象に類似した取引については認められなかったとしている。


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