前場コメント No.4 セブン&アイ、エスケーエレク、ダイキン工業、日本工営、三菱電機など

2019/08/14(水) 11:30
★9:04  セブン&アイ-続落 セブンイレブンの既存店売上高3.4%減 チェーン全店1.2%減
 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が続落。同社は8月13日、傘下のセブン‐イレブン・ジャパンにおける既存店売上高が前年同月比3.4%減、チェーン全店の売上 高が同1.2%減だったと発表した。

★9:04  エスケーエレクトロニクス-買い気配 通期営業益を上方修正 3Q累計は2.3倍で着地
 エスケーエレクトロニクス<6677.T>が買い気配。同社は13日に、19.9期通期の連結営業利益予想を従来の56.0億円から60.0億円(前期比36.5%増)に引き上げると発表した。
 4Qは3Qまでと比較し、第10世代以上用フォトマスクの売上高が減少し、プロダクトミックスも悪化することが懸念される。加えて、大規模な設備投資計画を4Qに実行することにより、減価償却費が大幅に増加することとなる。しかしながら、年間を通じたプロダクトミックスが改善し、前回予想を上回る見込みとなった。
 併せて発表した、19.9期3Q累計(10-6月)の連結営業利益は54.9億円(前年同期比2.3倍)だった。

★9:06  ダイキン工業-反発 船舶用の空調システムで攻勢と日経報道 国内外で採用拡大に注力
 ダイキン工業<6367.T>が反発。同社が船舶用の空調システムでも攻勢に出ると、日本経済新聞が8月14日付けで伝えている。
 舶用空調の環境規制強化を見越し、温暖化への影響が小さい独自冷媒を前面に押し出すもの。淀川製作所(大阪府摂津市)で作る冷媒「R407H」の国内外での採用拡大を目指す。陸上で多く使う冷媒を配合し、米デュポンなどと比べてコストも抑制。エンジンの振動や船体の揺れ、塩害などに耐えられる空調機器と組み合わせ、海外勢に対抗すると報じられた。

★9:06  日本工営-買い気配 今期営業益14%増 前期は22%減で着地
 日本工営<1954.T>が買い気配。同社は13日、20.6期通期の連結営業利益予想を58.0億円(前期比13.5%増)だと発表した。なお、今期よりIFRSを任意適用しており、適用後の連結営業利益予想は67.0億円となる。
 国内外でのコンサルティング事業および電力エンジニアリング事業に加え、新たに参入した都市空間事業・エネルギー事業を拡大し、また各事業間の連携を強化することによって、より複合的かつ総合的なソリューションの提供をめざすとしている。
 19.6期通期の連結営業利益は51.1億円(前の期比22.1%減)だった。受注は堅調に推移したが、海外の減収および新事業に関する先行費用が影響した。

★9:06  日本工営-買い気配 80万株・20億円の自己株取得枠を設定 増配も発表
 日本工営<1954.T>が買い気配。同社は13日、80万株・20億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は8月14日~2020年6月30日。なお、上限80万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は5.10%となる。
 併せて、20.6期の年間配当予想を100円(前の期は75円)にすると発表した。

★9:06  三菱電機-三菱UFJMSが「Neutral」へ引き下げ シクリカルな市況調整からの回復待ち
 三菱電機<6503.T>が3日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、シクリカルな市況調整からの回復待ちと判断。投資判断を「Overweight」→「Neutral」、業績予想の下方修正とバリュエーション手法の変更により、目標株価を1800円→1400円と引き下げた。
 従来のエクイティストーリーは「グローバルに競争力のある製品事業を軸にソリューションを展開するビジネスモデルの強さと、経営陣の戦略執行力の高さによる持続的な利益成長への期待」としていたが、FA市況のシクリカルな調整や米中貿易摩擦のマイナス影響を相殺するほどの力強さはないとの見方に変更。このため、エクイティストーリーを「シクリカルな市況調整からの回復待ち」とし、レーティングを「Neutral」に変更するとした。


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