前場コメント No.13 川崎重工業、ラクス、GDO、横河電機、トランザスなど

2019/08/14(水) 11:30
★9:48  川崎重工業-大和が目標株価引き下げ 「赤字事業のない時代はやってくるか?」
 川崎重工業<7012.T>が小安い。大和証券では、「赤字事業のない時代はやってくるか?」とコメント。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は2800円→2200円と引き下げた。
 大和予想は為替前提の変更もあり、大幅に下方修正。今期は船舶/車両/精密機器が厳しく、営業利益予想は500億円。多くの時期に赤字事業があった歴史を脱却できるか、説明会に期待するとした。

★9:53  キャリアインデックス-続落 アプリ「ワクラク」運営のWakrakに資本参加
 キャリアインデックス<6538.T>が続落。同社は8月13日大引け後に、1日から働けるデイワークを探すことができるアプリ「ワクラク」を運営する、Wakrak(東京都港区)の第三者割当増資を引き受けたと発表した。 今回の資本参加を機に、デイワーク領域においても、求職者・企業に新しい価値提供することによって、 ビジネス上のシナジーを創出していくとした。

★9:54  ラクス-急騰 上期営業益14%減見込むも1Q10%増で計画上振れを好感
 ラクス<3923.T>が急騰。同社は13日、非開示としていた20.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想が5.9億円(前年同期比13.7%減)になると発表した。増収をめざし、積極的な成長投資を続ける計画から減益となる見込み。
 20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は5.1億円(前年同期比9.7%増)だった。前期からの成長投資の効果からクラウド事業、IT人材事業ともに大幅な増収となり、会社計画を上振れた。楽楽精算事業も高成長が持続している。
 株価は1Q時点での計画上振れを好感した買いが優勢となっている。

★9:57  GDO-急騰 上期営業益18%減も2Qは損益が改善
 ゴルフダイジェスト・オンライン<3319.T>が急騰。同社は13日に、19.12期上期(1-6月)の連結営業利益は2.6億円(前年同期比18.3%減)だったと発表した。通期の会社計画9.0億円に対する進ちょくは29.1%となっている。
 国内については各サービスともに好調に推移し増益となったものの、海外が米国GOLFTECの子会社化に伴い発生したのれんの償却などにより、赤字拡大となった。
 上期は減益となったが、1Q時点で1.5億円の赤字だったので、2Qは損益が大きく改善した。

★10:00  横河電機-TIWが「2+」継続 1Qは粗利率が想定以上 受注増でマズマズのスタート
 横河電機<6841.T>が変わらずを挟んで5日続伸。投資情報会社のTIWでは、1Qは粗利率が想定以上であり、受注増でマズマズのスタートと判断。投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
 今20.3期1Q(4~6月)は売上高902億円(前年同期比1%増)、営業利益65億円(同37%増)。為替によるマイナス影響を吸収し、受注増や増収を確保。営業利益も販売管理費を増収や粗利率改善でカバーして、大幅に伸長した。
 米中貿易摩擦の同社への直接的な影響は限定的と考えられるが、世界経済へ与えるインパクトは当面注視する必要がある。良好な受注環境や足もとでも特段減速感の見えない顧客の投資動向などを踏まえ、為替動向以外には目先の業績への不安は少ないと考えるとした。

★10:04  トランザス-反発 ガルフネットと製品販売で戦略的営業を展開
 トランザス<6696.T>が反発。同社は8月13日大引け後に、ガルフネット(東京都江東区)と、トランザス製品「4G/LTE-IoTルーター」「IoTコントローラー」をガルフネットがサービス提供するチェーンストアに提供できるよう共同で改良したと発表した。このほど、ガルフネットのセミナー施設にIoT体験ができるデモ施設を立ち上げた。今後、チェーンストア向けにIoTコントローラーを共同で営業展開していくとしている。


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