前場コメント No.8 ナレッジスイート、日立建機、フロンテオ、ウルトラファブリックス、キャンディルなど

2019/08/15(木) 11:31
★9:14  ナレッジスイート-反落 医療機関向けにSaaS提供のクリンクラウドと提携
 ナレッジスイート<3999.T>が3日ぶり反落。同社は8月14日大引け後に、クリンクラウド(東京都中央区)との間で、資本・業務提携を行うと発表した。
 クリンクラウドは最新テクノロジーを採用し、臨床試験、製造販売後調査の臨床データを電子的に収集するSaaSを提供する。日本全国の大学、医療機関や製薬企業への導入が加速している。
 今回、ナレッジはクリンクラウドが実施する第三者割当増資を8000万円で引き受ける。また、クリンクラウドへのビジネスアプリケーションプラットフォーム「Shelter」のOEM(相手先ブランドでの製造)提供による新サービス販売・提供などで提携する。

★9:14  オーケストラHD-売り気配 上期営業益3%減 先行投資の実施や一過性費用発生響く
 Orchestra Holdings<6533.T>が売り気配。同社は14日に、19.12期上期(1-6月)の連結営業利益は2.2億円(前年同期比3.4%減)だったと発表した。通期の会社計画5.7億円に対する進ちょくは38.6%となっている。
 クラウドインテグレーション事業強化を目的とした先行投資の実施、M&A関連の一過性費用の発生などにより、販売費及び一般管理費負担が増加したことが響いた。

★9:15  日立建機-大和が目標株価引き下げ 円高影響から今期は減益予想に減額
 日立建機<6305.T>が反落。大和証券では、円高影響から今期は減益予想に減額。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は3000円→2600円と引き下げた。
 為替に加えて中国を含むアジア諸国の需要が想定よりも弱い。部品販売やソリューション事業もやや勢いに欠ける。過去に比べて収益性は着実に改善傾向、自社戦略に注目したいとしている。

★9:15  FRONTEO-売り気配 1Q営業赤字転落 リーガルテックAI事業の赤字響く
 FRONTEO<2158.T>が売り気配。同社は14日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は4.4億円の赤字(前年同期は1.6億円の黒字)だったと発表した。
 リーガルテックAI事業が、利益率の高いHostingの売り上げが減少したことおよびシニアマネジメント層への投資を行ったことによる人件費の増加により、赤字となった。また、AIソリューション事業の赤字が拡大したことも響いた。

★9:16  UFHD-売り気配 通期純利益を下方修正 新規プログラムの販売遅延が影響
 ウルトラファブリックス・ホールディングス<4235.T>が売り気配。同社は14日、19.12期通期の連結純利益予想(IFRS)を従来の9.5億円から4.0億円(前年同期比6.1%増)に引き下げると発表した。
 自動車および航空機向け新規プログラムの販売開始が遅延したことに加え、為替の変動や米国における売上の減少に対して株式報酬などの損金不算入が減少しないことから当初予想を下回る見通しとしている。
 併せて発表した19.12期上期(1-6月)の連結純利益は1.6億円(前年同期比6.4倍)だった。家具向けの販売が堅調だったほか、航空機向けもセグメントで増収となったことが寄与した。

★9:16  キャンディル-3日続伸 3Q営業益20%増 株式分割も発表
 キャンディル<1446.T>が3日続伸。同社は14日、19.9期3Q累計(10-6月)の連結営業利益は3.6億円(前年同期比20.3%増)だったと発表した。通期の会社計画4.9億円に対する進ちょくは74.2%。
 戸建て向けにリペアサービスが堅調に推移したほか、商業施設向けも伸長したことが寄与した。
 併せて、株式分割を行うと発表した。8月31日を基準日として普通株式を1株につき2株の割合で分割する。
 19.9期の期末配当予想を5円から3円(前期は0円)に修正すると発表した。株式分割前換算では6円となり実質増配。


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