前場コメント No.9 シェアテク、ＤｅＮＡ、ＬＩＸＩＬＧ、フロンティアマネジメント、中外製薬など
★9:18 シェアリングテクノロジー－売り気配 通期営業利益を下方修正 赤字転落見込む
シェアリングテクノロジー<3989.T>が売り気配。同社は14日、19.9期通期の連結営業損益予想（IFRS）を従来の17.0億円の黒字から5.6億円の赤字（前年同期は5.5億円の黒字）に引き下げると発表した。
2019年9月30日までに予定していた連結子会社株式の売却が、当期中に実施できない可能性が出てきたため、期初予想を下回る見込みとしている。
併せて発表した19.9期3Q累計（10-6月）の連結営業損益は5.8億円の赤字（前年同期は8.2億円の黒字）だった。WEB事業において、テレビCMなどの広告宣伝活動に伴う先行費用の発生が影響した。投資事業において、大幅なセグメント減益になったことも響いた。
シェアリングテクノロジー<3989.T>が売り気配。同社は14日、19.9期通期の連結営業損益予想（IFRS）を従来の17.0億円の黒字から5.6億円の赤字（前年同期は5.5億円の黒字）に引き下げると発表した。
2019年9月30日までに予定していた連結子会社株式の売却が、当期中に実施できない可能性が出てきたため、期初予想を下回る見込みとしている。
併せて発表した19.9期3Q累計（10-6月）の連結営業損益は5.8億円の赤字（前年同期は8.2億円の黒字）だった。WEB事業において、テレビCMなどの広告宣伝活動に伴う先行費用の発生が影響した。投資事業において、大幅なセグメント減益になったことも響いた。
★9:19 ＤｅＮＡ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 新規タイトルへの収益期待は高まる
ディー・エヌ・エー<2432.T>が底堅い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今夏配信予定の新規タイトルへの収益期待は高まるが、既存タイトルは低調とみて、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1800円→1900円と引き上げた。
任天堂との協業タイトルを含めて、ヒットタイトルを創出できない状況は続いているが、4～6月期決算説明会から、今夏に配信予定の任天堂との協業タイトル「マリオカートツアー」とポケモンとの協業タイトル「ポケモンマスターズ」への収益期待が高まっている点を勘案し、バリュエーション倍率を引き上げるとした。これら新タイトルによる売上収益への一定程度の貢献も想定するとしたが、低調な既存タイトル（4～6月期のゲーム事業は前年同期比で減収減益）により、今20.3期の営業利益予想は減額修正。
ディー・エヌ・エー<2432.T>が底堅い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今夏配信予定の新規タイトルへの収益期待は高まるが、既存タイトルは低調とみて、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1800円→1900円と引き上げた。
任天堂との協業タイトルを含めて、ヒットタイトルを創出できない状況は続いているが、4～6月期決算説明会から、今夏に配信予定の任天堂との協業タイトル「マリオカートツアー」とポケモンとの協業タイトル「ポケモンマスターズ」への収益期待が高まっている点を勘案し、バリュエーション倍率を引き上げるとした。これら新タイトルによる売上収益への一定程度の貢献も想定するとしたが、低調な既存タイトル（4～6月期のゲーム事業は前年同期比で減収減益）により、今20.3期の営業利益予想は減額修正。
★9:19 ＬＩＸＩＬＧ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 21.3期の国内は反動減を予想
ＬＩＸＩＬグループ<5938.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来21.3期の国内は反動減、LWT海外は緩慢な成長を予想。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1430円→1660円と引き上げた。
今20.3期1Q（4～6月）事業利益は116億円（前年同期比151.5％増）と、三菱ＵＦＪＭＳ予想90億円を上回った。新設住宅着工が持ち家、分譲住宅を中心に前19.3期下期頃から回復感が出たことを背景に、主にLixil Housing Technology（LHT）とLixil Water Technology（LWT）国内が予想を上回ったもの。
しかし、今20.3期下期以降は消費増税前の駆け込み需要の反動減、景気悪化により、特に固定費の高いLHT国内で減速が目立ってくると予想。LWT海外の1Q売上高（現地通貨）はアメリカが前年同期比3％減、欧州・中東・アフリカが同2％増、アジア太平洋が同2％減とおおむね軟調。アメリカは同社商品のブランド力低下、欧州は広範囲に及ぶエリアのマネジメントの難しさ、アジア太平洋は足もとで好調な中国の減速リスクなど、引き続き懸念材料が多いとした。
ＬＩＸＩＬグループ<5938.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来21.3期の国内は反動減、LWT海外は緩慢な成長を予想。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1430円→1660円と引き上げた。
今20.3期1Q（4～6月）事業利益は116億円（前年同期比151.5％増）と、三菱ＵＦＪＭＳ予想90億円を上回った。新設住宅着工が持ち家、分譲住宅を中心に前19.3期下期頃から回復感が出たことを背景に、主にLixil Housing Technology（LHT）とLixil Water Technology（LWT）国内が予想を上回ったもの。
しかし、今20.3期下期以降は消費増税前の駆け込み需要の反動減、景気悪化により、特に固定費の高いLHT国内で減速が目立ってくると予想。LWT海外の1Q売上高（現地通貨）はアメリカが前年同期比3％減、欧州・中東・アフリカが同2％増、アジア太平洋が同2％減とおおむね軟調。アメリカは同社商品のブランド力低下、欧州は広範囲に及ぶエリアのマネジメントの難しさ、アジア太平洋は足もとで好調な中国の減速リスクなど、引き続き懸念材料が多いとした。
★9:19 フロンティアマネジメント－急落 上期営業益96％減 株式分割も発表
フロンティア・マネジメント<7038.T>が急落。同社は14日、19.12期上期（1-6月）の連結営業利益は1900万円（前年同期比95.6％減）だったと発表した。
前年同期にファイナンシャル・アドバイザリー事業で大型案件の成約があった反動減が影響した。
併せて、株式分割を行うと発表した。9月30日を基準日として普通株式を1株につき2株の割合で分割する。
フロンティア・マネジメント<7038.T>が急落。同社は14日、19.12期上期（1-6月）の連結営業利益は1900万円（前年同期比95.6％減）だったと発表した。
前年同期にファイナンシャル・アドバイザリー事業で大型案件の成約があった反動減が影響した。
併せて、株式分割を行うと発表した。9月30日を基準日として普通株式を1株につき2株の割合で分割する。
★9:20 中外製薬－みずほが目標株価引き上げ ヘムライブラの売上高を増額修正
中外製薬<4519.T>が変わらずを挟んで3日続落。みずほ証券では、ヘムライブラの売上高を増額修正。投資判断「中立」を継続も、目標株価は7000円→7920円と引き上げた。
血友病A治療薬ヘムライブラのインヒビター非保有患者への好調な浸透から、同剤の売上高を増額。同剤の市場浸透とともに、中外創製の改変抗体（サトラリズマブ、SKY59など）の市場性評価が当面の注目点。
営業利益は今19.12期1900億円、23.12期3715億円に増額（従来それぞれ1738億円、3188億円）。ヘムライブラの海外売上高は今19.12期1095百万CHF、23.12期3857百万CHFと予想（同1070百万CHF、3350百万CHF）。従来はRocheコンセンサスを使用していたが、今回より患者シェアによる予想に変更したとしている。
中外製薬<4519.T>が変わらずを挟んで3日続落。みずほ証券では、ヘムライブラの売上高を増額修正。投資判断「中立」を継続も、目標株価は7000円→7920円と引き上げた。
血友病A治療薬ヘムライブラのインヒビター非保有患者への好調な浸透から、同剤の売上高を増額。同剤の市場浸透とともに、中外創製の改変抗体（サトラリズマブ、SKY59など）の市場性評価が当面の注目点。
営業利益は今19.12期1900億円、23.12期3715億円に増額（従来それぞれ1738億円、3188億円）。ヘムライブラの海外売上高は今19.12期1095百万CHF、23.12期3857百万CHFと予想（同1070百万CHF、3350百万CHF）。従来はRocheコンセンサスを使用していたが、今回より患者シェアによる予想に変更したとしている。
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