前場コメント No.10 オープンハウス、デンソー、日本ホスピス、パーソル、ＴＯＴＯなど
★9:20 オープンハウス－大幅反落 通期営業益を上方修正も材料出尽くし
オープンハウス<3288.T>が大幅反落。同社は14日に、19.9期通期の連結営業利益予想を従来の540億円から565億円（前期比19.4％増）に引き上げると発表した。市場コンセンサスは555億円。
3Q累計の業績が総じて堅調に推移していることに加え、4Qにおいても順調な事業進ちょくを見込んでおり、収益不動産事業およびマンション事業などにおいては当初計画を上回って業績が推移することが見込まれることから、通期の業績予想を修正する。
また、19.9期3Q累計（10-6月）の連結営業利益は364億円（前年同期比15.2％増）だった。戸建関連事業が、戸建住宅の販売が好調に推移したことなどにより、増益となった。マンション事業が増益となったことも寄与した。
併せて、株式分割を行うことも発表。9月30日を基準日として、普通株式を1株につき2株の割合で分割する。しかし、軟調な地合いのなか、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。
オープンハウス<3288.T>が大幅反落。同社は14日に、19.9期通期の連結営業利益予想を従来の540億円から565億円（前期比19.4％増）に引き上げると発表した。市場コンセンサスは555億円。
3Q累計の業績が総じて堅調に推移していることに加え、4Qにおいても順調な事業進ちょくを見込んでおり、収益不動産事業およびマンション事業などにおいては当初計画を上回って業績が推移することが見込まれることから、通期の業績予想を修正する。
また、19.9期3Q累計（10-6月）の連結営業利益は364億円（前年同期比15.2％増）だった。戸建関連事業が、戸建住宅の販売が好調に推移したことなどにより、増益となった。マンション事業が増益となったことも寄与した。
併せて、株式分割を行うことも発表。9月30日を基準日として、普通株式を1株につき2株の割合で分割する。しかし、軟調な地合いのなか、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。
★9:21 デンソー－ＴＩＷが「2+」へ引き下げ 外部環境悪化が市場で目先は懸念されている
デンソー<6902.T>が4日続落。投資情報会社のＴＩＷでは、外部環境悪化が市場で目先は懸念されているとして、投資評価を「1（Buy）」→「2+（Outperform）」と引き下げた。
今20.3期1Q（4～6月）営業利益は物量ベースでは増加も、成長投資加速や為替変動などの影響により、前年同期比23.9％減となった。ただし、部品や材料費の抑制などによって同社社内計画は営業利益で100億円上回った。
会社計画の上振れを見込んでいた今20.3期のＴＩＷ予想は下方修正し、会社計画並みに変更。為替前提の円高方向への見直しや、主要自動車市場の減速を勘案したことなどによるとした。
デンソー<6902.T>が4日続落。投資情報会社のＴＩＷでは、外部環境悪化が市場で目先は懸念されているとして、投資評価を「1（Buy）」→「2+（Outperform）」と引き下げた。
今20.3期1Q（4～6月）営業利益は物量ベースでは増加も、成長投資加速や為替変動などの影響により、前年同期比23.9％減となった。ただし、部品や材料費の抑制などによって同社社内計画は営業利益で100億円上回った。
会社計画の上振れを見込んでいた今20.3期のＴＩＷ予想は下方修正し、会社計画並みに変更。為替前提の円高方向への見直しや、主要自動車市場の減速を勘案したことなどによるとした。
★9:22 日本ホスピス－ホスピスの増室と併設施設へのサービス提供開始を発表
日本ホスピスホールディングス<7061.T>がストップ安売り気配。同社は8月14日大引け後に、連結子会社であるナースコールが運営するホスピス施設「ナーシングホームOASIS北」に関して、増室と併設するサービス付高齢者住宅の入居者に対するサービス提供の開始を発表した。これによって、合わせて49室への訪問看護、訪問介護のサービスを提供することになるとした。
日本ホスピスホールディングス<7061.T>がストップ安売り気配。同社は8月14日大引け後に、連結子会社であるナースコールが運営するホスピス施設「ナーシングホームOASIS北」に関して、増室と併設するサービス付高齢者住宅の入居者に対するサービス提供の開始を発表した。これによって、合わせて49室への訪問看護、訪問介護のサービスを提供することになるとした。
★9:23 パーソル－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 「派遣・BPO好調は評価できないのでしょうか？」
パーソルホールディングス<2181.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、「派遣・BPO好調は評価できないのでしょうか？」とコメント。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は3200円→2800円と引き下げた。
人手不足や働き方改革を追い風に、人材派遣と人材紹介の売上拡大を予想し「Overweight」を継続。1Q決算発表後の大幅株価下落の要因は（1）営業利益水準がアナリストコンセンサス予想を下回ったことと、（2）海外2事業の苦戦がネガティブに取られたことにある。しかし（1）に関しては、人員増による先行投資増であり懸念はない。（2）はやや想定外だったが、予想修正の通り海外2事業の不振は主力の派遣・BPO事業改善でオフセット可能と判断。派遣・BPO事業は1Qで単価が同2.7％上昇。着実に無期雇用促進による値上げによる価格転嫁が進んでいると指摘した。
パーソルホールディングス<2181.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、「派遣・BPO好調は評価できないのでしょうか？」とコメント。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は3200円→2800円と引き下げた。
人手不足や働き方改革を追い風に、人材派遣と人材紹介の売上拡大を予想し「Overweight」を継続。1Q決算発表後の大幅株価下落の要因は（1）営業利益水準がアナリストコンセンサス予想を下回ったことと、（2）海外2事業の苦戦がネガティブに取られたことにある。しかし（1）に関しては、人員増による先行投資増であり懸念はない。（2）はやや想定外だったが、予想修正の通り海外2事業の不振は主力の派遣・BPO事業改善でオフセット可能と判断。派遣・BPO事業は1Qで単価が同2.7％上昇。着実に無期雇用促進による値上げによる価格転嫁が進んでいると指摘した。
★9:24 ＴＯＴＯ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 業績は底打ちを予想するが回復は鈍い
ＴＯＴＯ<5332.T>が4日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、業績は底打ちを予想するが回復は鈍いとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は4130円→3990円と引き下げた。
衛生陶器やウォシュレットの世界展開により、前19.3期をボトムに業績回復を予想するとしたが、22.3期までの3年平均の営業利益成長率は6.1％増（従来9.4％増）と緩慢な水準と考え「Neutral」は据え置き。中国は4月以降、福建の工場で生産した新商品の市場投入が進み、北京の工場トラブルの影響が色濃く出た3月までで業績の最悪期は過ぎた印象。しかし、（1）ベトナムなどからの代替商品輸入の継続に伴うコスト増、（2）同社が中国で生産する主力商品と足もとの需要にミスマッチがあると考えること、（3）現在注力している2、3線級都市のウォシュレット需要がまだ少ないことなど、中国における課題の解決にはもう少し時間がかかる印象であり、業績のV字回復の期待は薄いとした。
ＴＯＴＯ<5332.T>が4日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、業績は底打ちを予想するが回復は鈍いとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は4130円→3990円と引き下げた。
衛生陶器やウォシュレットの世界展開により、前19.3期をボトムに業績回復を予想するとしたが、22.3期までの3年平均の営業利益成長率は6.1％増（従来9.4％増）と緩慢な水準と考え「Neutral」は据え置き。中国は4月以降、福建の工場で生産した新商品の市場投入が進み、北京の工場トラブルの影響が色濃く出た3月までで業績の最悪期は過ぎた印象。しかし、（1）ベトナムなどからの代替商品輸入の継続に伴うコスト増、（2）同社が中国で生産する主力商品と足もとの需要にミスマッチがあると考えること、（3）現在注力している2、3線級都市のウォシュレット需要がまだ少ないことなど、中国における課題の解決にはもう少し時間がかかる印象であり、業績のV字回復の期待は薄いとした。
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