前場コメント No.11 アドベンチャー、ミネベアミツミ、マイネット、リアルワールド、インタートレードなど

2019/08/15(木) 11:31
★9:27  アドベンチャー-大幅続落 イースター航空と航空券のAPI情報連携・代理店契約
 アドベンチャー<6030.T>が大幅続落。同社は8月14日大引け後に、イースター航空(韓国ソウル市)の航空券予約システムと、日本国内のOTAオンライントラベルエージェンシ ーで初となる、航空券におけるAPIでの情報連携および代理店契約を締結すると発表した。航空券料金や空席状況の確認、顧客ニーズに合わせたアンシラリーサービス(手荷物など)の提供が可能となり、航空券をカスタマイズすることにより、最適な航空券の購入ができるとした。

★9:30  ミネベアミツミ-TIWが「2+」継続 回復の遅れを織り込む 通期予想を見直し
 ミネベアミツミ<6479.T>が反落。投資情報会社のTIWでは、回復の遅れを織り込み、通期予想を見直し。投資評価「2+(Outperform)」は継続した。
 1Qは厳しい内容ながら、ここが大底で2Q意向に徐々に回復に向かうと見るとしたが、同社の競争力に陰りがあるわけではないと判断。主力のボールベアリングの中期成長、電子機器や買収事業の採算改善・シナジー発現による収益力強化の基本シナリオに変化はなし。TIW予想を今回引き下げるが、現在の株価は依然として割安感が残っており、強気の見通しを据え置くとした。

★9:31  マイネット-急落 上期は営業赤字3.8億円で着地 会社計画下回る
 マイネット<3928.T>が急落。同社は14日に、19.12期上期(1-6月)の連結営業損益は3.8億円の赤字(前年同期は4.3億円の赤字)だったと発表した。上期の会社計画は1.6億円の赤字だったので着地は下振れた。
 6カ月の再設計期間を経て黒字化を目指す再設計型の再生や、新機能開発などで売り上げ伸長を狙う既存タイトル(グロスアップ)が計画どおりに進行しなかったことが響いた。
 併せて、従来未定としていた19.12期通期の連結営業損益予想を6.3億円の赤字~7.8億円の赤字(レンジ形式)にすることも発表した。上期の実績を踏まえ、下期以降は規模成長の追求から持続的利益体質の構築へと戦略の転換を行う。

★9:35  リアルワールド-大幅安 子会社「ノーザンライツ」株を譲渡する方針で検討
 リアルワールド<3691.T>が大幅安。同社は8月14日大引け後に、保有する子会社のノーザンライツ(東京都渋谷区)の普通株式について、譲渡する方針で考えていると発表した。経営資源の「選択と集中」を進めていくためとし、8月末までを目標に進めていくとした。

★9:38  インタートレード-急騰 子会社に三井物産が出資 暗号資産関連事業を拡大
 インタートレード<3747.T>が急騰。同社は15日8時45分、子会社のデジタルアセットマーケッツ(本社:東京都中央区)が三井物産<8031.T>を引受先とする第三者割当増資に係る募集株式引受契約を締結したと発表した。
 三井物産社からの出資受け入れにより、暗号資産関連事業において今後事業拡大を図っていく方針としている。

★9:38  インタートレード-急騰 通期営業益を下方修正も三井物産からの出資受け入れを好感
 インタートレード<3747.T>が急騰。同社は14日、19.9期通期の連結営業損益予想を従来の1.8億円の赤字から3.8億円の赤字(前年同期は3.4億円の赤字)に引き下げると発表した。
 金融ソリューション事業において、仮想通貨の不正流出事件以降、より高度なセキュリティや組織体制の強化が求められ、その対策に想定以上のコストがかかったことから期初計画を下回る見通しとしている。
 併せて発表した19.9期3Q累計(10-6月)の連結営業損益は3.3億円の赤字(前年同期は1.6億円の赤字)だった。
 株価は15日に同社が発表した三井物産<8031.T>からの出資受け入れを好感した買いが優勢となっている。


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