〔Market Flash〕7月のコンビニは夏物商品が苦戦~みずほ

2019/08/15(木) 13:40
【13:40】7月のコンビニは夏物商品が苦戦~みずほ  みずほ証券では、7月のコンビニエンスストア月次動向についてリポートしている。7月のコンビニ各社の既存店売上高は天候に恵まれないなか、飲料やアイスクリーム、麺類などの盛夏商品が苦戦し、全体的に基調は大きく悪化。最大手のセブン-イレブンでは「7pay」の不正アクセス問題により予定していた販促が実施できなかったこともあり、既存店売上高が2010年3月以来となるマイナス幅を記録した。また、駅構内に展開しているNew Days以外の全社で、基調が前月よりも悪化したとのこと。みずほでは8月は猛暑で夏物商品の基調は改善しているとみているが、消費者マインドは低下しており、客数の回復が進んでいない可能性が高いと考えている。 【12:40】非鉄製錬各社は下期の下方修正の可能性が高い~SMBC日興  SMBC日興証券では、非鉄精錬各社の決算を受けてリポートしている。三井金属(5706)、三菱マテリアル(5711)、住友鉱山(5713)、DOWA(5714)の1Qの経常利益は前年同期比34%減で、上期の経常利益は期初計画に対して15%下方修正となった。各社とも通期計画は据え置いている。しかしSMBC日興では、景気減速や金属市況の低迷などを考慮すると、下期の各社計画は未達となる可能性が高いとみている。個別では、DOWAは環境リサイクル事業が堅調で、決算の内容が相対的に悪くなかったと評価しているが、下期の会社計画は未達のリスクが高いと考えている。 【10:40】底が見えないデジカメの落ち込み~野村  野村証券では精密セクターに関して、4-6月期決算ではデジカメ市場の縮小が続いているとコメント。キヤノン(7751)とニコン(7731)は、18年のクリスマス商戦から、伸長しているミラーレス一眼市場にフルサイズCMOSセンサ搭載のモデルを投入。これは、シェアが相対的に低いミラーレス一眼市場を活性化させるリスクを取りながら、同市場でのシェア獲得を狙う「肉を斬らせて骨を断つ」戦略であった。しかし野村では、一眼レフ市場が想定を大きく上回る勢いでミラーレス一眼に侵食されており、かつ、ミラーレス一眼市場では両社とも一眼レフの落ち込みを補えるほどシェアを取れていないと指摘している。 【9:40】機械受注は海外景気の不確実性が下振れリスク~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、6月の機械受注を受けてリポートしている。6月の民需(船舶・電力を除く)は前月比+13.9%と大幅増となった。運輸・郵便からの鉄道車両受注などで非製造業が全体を押し上げた。一方、製造業は2カ月連続で減少、4-6月期はプラスも期初予想比で大幅に下振れとなった。7-9月期のコア受注見通しは前期比-6.1%と4-6月期の同+7.5%から減少。非製造業で4-6月期の反動が出る見込み。製造業は2四半期連続の増加予想だが、三菱UFJMSでは、高まる海外景気の不確実性が下振れリスクと考えている。 【8:45】寄り前気配は住友林、ネクソン、三浦工、キッセイ薬が高い気配値  主力株の寄り前気配では、住友林(1911) +6.93%、ネクソン(3659) +6.36%、三浦工(6005) +4.45%、キッセイ薬(4547) +3.67%、コメリ(8218) +3.58%、豊田織機(6201) +3.24%、ケーヒン(7251) +2.13%、凸版印(7911) +1.62%、西鉄(9031) +1.35%、百五銀(8368) +1.27%などが高い気配値。  一方、Fマート(8028)-22.21%、日化薬(4272)-13.64%、三菱倉(9301)-13.60%、中外薬(4519)-12.28%、横河電(6841)-11.99%、NTTデータ(9613)-10.91%、HOYA(7741)-10.78%、テルモ(4543)-10.57%、鹿島(1812)-10.05%、大日印(7912) -9.92%などが安い気配値となっている。
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