前場コメント No.18 ホットリンク、インターネットインフィニティー、ツクイ、そーせい、みらいワークスなど

2019/08/15(木) 11:31
★10:40  ホットリンク-急落 上期営業赤字に転落 販管費が大幅に増加
 ホットリンク<3680.T>が急落。同社は14日、19.12期上期(1-6月)の連結営業損益(IFRS)は4.1億円の赤字(前年同期は7100万円の黒字)だったと発表した。
 SaaS事業において、2018年12月にe-mining事業を行う連結子会社リリーフサインの発行済株式の過半を譲渡したことが影響した。広告宣伝費や人件費増により、販管費が大幅に増加したことも赤字の要因となった。

★10:41  共立メンテナンス-底堅い ビジネスホテル満足度で「ドーミーイン」が首位に
 共立メンテナンス<9616.T>が底堅い。日本生産性本部(東京都千代田区)の2019年度日本版顧客満足度指数(JCSI)調査において、ビジネスホテル部門で、共立メンテ傘下のドーミーインが首位と現代ビジネスが8月15日付けで伝えている。これがヤフーニュースで掲載されており、材料視する向きもあるもよう。2018年までは、4年連続でリッチモンドホテルが1位だった。

★10:43  インターネットインフィニティー-急騰 1Q営業黒字転換 ヘルスケアソリューション事業が好調
 インターネットインフィニティー<6545.T>が急騰。同社は14日に、20.3期1Q(4-6月)の営業損益は5800万円の黒字(前年同期は4300万円の赤字)だったと発表した。
 ヘルスケアソリューション事業が、短時間リハビリ型通所介護サービス(デイサービス)「レコードブック」のフランチャイズが10カ所増加したことや、Webソリューション事業のメディカルソリューション分野において案件獲得が始まったことなどにより、増益となったことが寄与した。

★10:45  ツクイ-いちよしがフェアバリュー引き下げ 業績改善に課題が残る
 ツクイ<2398.T>が続伸。いちよし経済研究所では、通所介護の成長力向上の遅れ、訪問介護停滞などから業績改善に課題が残ると判断。レーティング「A」を継続も、フェアバリューは900円→700円と引き下げた。
 1Q決算を踏まえて、今20.3期業績予想を見直し。在宅事業における訪問介護、訪問入浴サービスの予想を引き下げたほか、通所介護の伸び率も引き下げ。通所介護は18年4月の報酬改定にて予防介護が介護保険から外れたことを契機として、競争激化から同社が強みを持つ中重度者の受け入れ数が鈍化傾向にある。ケアマネージャーに対する営業の注力と自治体管轄の総合事業に移管された予防介護者の受け入れも、大型施設に限定して増やすなど利用者数の増加に注力する。住まい事業は、有料老人ホームやサービス付高齢者住宅の入居率の上昇が予想されるとした。

★10:49  そーせい-いちよしが「B」へ引き下げ 株価が上昇したため
 そーせいグループ<4565.T>が続落。いちよし経済研究所では、株価が上昇したため、レーティングを「A」→「B」と引き下げた。フェアバリューは2300円を継続。
 既存契約先からのマイルストン獲得や新規提携の実現、研究開発の絞り込みなどから、同社の黒字化への確度が高まってきたと評価。ただし、依然としてムスカリンM1受容体作動薬に関する不確実性が残ることを考慮し、フェアバリューは据え置き。
 2Q累計実績は、いちよしではおおむね予想通りの進ちょくと推察。下期(7~12月)もすでにジェネンテック社や武田薬品工業(4502)との提携による契約一時金など、獲得が決まっている収入があり、通期でも黒字を達成できると考え、今19.12期予想を据え置くとした。

★10:50  みらいワークス-急落 3Q累計営業益36%減 販管費率の上昇響く
 みらいワークス<6563.T>が急落。同社は14日に、19.9期3Q累計(10-6月)の営業利益は0.8億円(前年同期比35.8%減)だったと発表した。通期の会社計画1.7億円に対する進ちょくは47.6%となっている。
 新サービスとして、6月にプロフェッショナル人材のための転職支援サービス「Professional-Career」を開始し、今後よりいっそうの事業拡大に向けて、営業人員の採用強化のために投資を実施した。このようなこともあり、販管費率が上昇したことが響いた。


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