前場コメント No.3 ロゼッタ、アニコム、丸紅、シャープ、ノーリツなど

2019/08/16(金) 11:30
★9:02  ロゼッタ-3日ぶり反発 RPAコンサルティングを子会社化
 ロゼッタ<6182.T>が3日ぶり反発。同社は15日、RPAコンサルティング(本社:東京都渋谷区)の持分を取得し、子会社化すると発表した。
 RPA社のRPAに関する優れたノウハウと同社の持つAI技術を組み合わせ、第一歩として、同社自体の社内の単純作業を一掃し1年以内に社内の事務要員ゼロの状態にすることを目標にするとしている。

★9:02  ロゼッタ-3日ぶり反発 「T-4PO Construction」の開発子会社設立
 ロゼッタ<6182.T>が3日ぶり反発。同社は15日に、ウェアラブル通訳デバイス「T-4PO Construction」の開発子会社を設立すると発表した。
 「T-4OO」のAI翻訳技術を音声認識・合成技術と組み合わせ、ウェアラブル通訳デバイス、さらに多機能ハンズフリーシステムとして開発する予定の「T-4PO」は、様々な業種業界向けの用途を想定している。そのうちの建設業界に向けたプロダクト開発とサービス提供にフォーカスする会社として、建設関連会社の資本参加を想定し、従来組織とは分離した子会社を設立するとしている。

★9:02  アニコム-買い気配 大和が目標株価引き上げ ペット保険と遺伝子検査のシナジーが顕在化
 アニコムホールディングス<8715.T>が買い気配。大和証券では、ペット保険と遺伝子検査のシナジーが顕在化していると判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は3600円→5000円と引き上げた。
 新規契約数は良好に推移。検査事業も代理店獲得に寄与。大和では新規契約数の想定を年15.0万件→16.0万件に引き上げ。検査手法の拡大を受けて、繁殖支援ビジネスへの展開にも注目。

★9:03  丸紅-底堅い 再生繊維の衣料生産へ 日経報道
 丸紅<8002.T>が底堅い。16日付けの日本経済新聞朝刊は、同社が古着を繊維原料に戻す技術を使い、2020年にリサイクル由来の衣料品の商用生産に乗り出すと報じた。
 記事によれば、同社は8月に米国のタイトン・バイオサイエンス(バージニア州)に約10億円出資。タイトン社は綿とポリエステルが混ざった衣類を分解して、セルロース繊維原料やポリエステル原料のテレフタル酸に再生する技術を持つ。タイトン社は再生繊維を量産するためにコストなど検証を進めており、20年内の商用生産を目指す。同社はこの再生原料を20年から使う方針としている。

★9:03  シャープ-底堅い インドネシアで白物家電を増強 日経報道
 シャープ<6753.T>が底堅い。16日付けの日本経済新聞朝刊は、同社がインドネシアで白物家電の生産能力を増強したと報じた。
 記事によれば、イスラム教徒の女性が使うスカーフなどを洗う現地仕様製品が好調なためという。冷蔵庫も生産ラインを2交代制から3交代制に切り替えて2割増やした。同社はインドネシアで洗濯機、冷蔵庫ともにシェア首位。生産能力の拡大で地盤を固めるとしている。

★9:03  ノーリツ-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 国内と中国の給湯器が低迷
 ノーリツ<5943.T>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、国内と中国の給湯器が低迷していると判断。投資判断「Underweight」を継続、目標株価を1410円→1000円と引き下げた。
 今19.12期上期(1~6月)営業利益は5億円の営業赤字、国内、海外とも赤字に転落した。会社は7月10日、上期および通期の営業利益計画を下方修正済みであり、上期決算にサプライズはなし。
 業績低迷は国内と中国の低迷が主因。国内は、給湯器の不振の影響が大きい。商品の性能向上等により商品寿命が長期化していることなどが、原因として考えられる。中国は、1線級都市の不動産市場の停滞、現地メーカーや米・独メーカーとの給湯器分野の競争激化が背景と考えられる。同社は3線級都市での販売強化、暖房機や浄水器への事業多角化、米国事業の強化、新規市場の開拓による現状打破を図る方針だが、従来の利益水準への回復には時間を要する見込みとした。


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