前場コメント No.4 旭化成、三菱重工業、イオンファンタジー、ミネベアミツミ、ヤマトHDなど

2019/08/16(金) 11:30
★9:03  旭化成-底堅い シニア向け賃貸マンション事業拡大 日経報道
 旭化成<3407.T>が底堅い。16日付けの日本経済新聞朝刊は、同社が60歳以上のシニア向け賃貸マンション事業を拡大すると報じた。
 記事によれば、介護が必要ない高齢者向けに専門の相談員が健康状態をチェックし、見守り機能も備える専用マンションで、東京都心部を中心に2025年度に現在の10倍の500棟に増やす。健康な中高年の増加を見据え、いち早く専用住居の供給体制を整えるとしている。

★9:04  グローバルウェイ-買い気配 Contentserv Group AGへの出資で基本合意
 グローバルウェイ<3936.T>が買い気配。同社は8月15日に、Contentserv Group AG社(スイス)ならびにベンチャーキャピタル事業を展開するInvestcorp社と、Contentserv Group AGへの出資に関する基本合意書を締結したと発表した。
 Contentserv Group AGは、Contentservグループを統括する持ち株会社。Contentservグループは日本を含む世界22拠点で事業を展開し、ポルシェやラコステなどの大手企業を中心に89カ国で顧客を獲得している。

★9:04  三菱重工業-底堅い 主力造船所で風車製造へ 日経報道
 三菱重工業<7011.T>が底堅い。16日付けの日本経済新聞朝刊は、同社が稼働率が低下した主力の長崎造船所(長崎市)で風車の基礎構造の製造などを始めたと報じた。
 記事によれば、同社が得意とする液化天然ガス(LNG)船は韓国メーカーが独占し、受注ゼロの状況が続いているためという。インバウンド(訪日外国人)の増加を背景に大型クルーズ船の修繕も手がける。造船以外の仕事を引き受けることで造船所の雇用の維持などにつなげるとしている。

★9:04  イオンファンタジー-反落 7月次の既存店売上高0.5%増 曜日調整後は3.8%増
 イオンファンタジー<4343.T>が反落。同社は15日、7月次の売上概況を発表した。既存店売上高は前年同月比0.5%増、全店では同横ばいとなった。曜日調整後の既存店前年比は3.8%増。
 商品売上の既存店売上が同3.9%減となったことが響いた。なお、株価は6月の既存店前年比が13%増から伸びが鈍化していることを嫌気した売りが優勢となっている。

★9:04  ミネベアミツミ-三菱UFJMSが目標株価引き下げ BBはファン用途の回復待ち
 ミネベアミツミ<6479.T>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、スマホ関連は計画線、BBはファン用途の回復待ちと判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1900円→1750円と引き下げた。
 エクイティストーリーは、競争力の高いコア事業(BB=Ball Bearingなど)と永続性に欠けるが、収益力を期待されるサブコア事業のバランスの取れた成長。現在はサブコア事業のLEDBL(バックライト)、VCM/OIS、ゲーム関連の中期需要動向を見極める局面と考え「Neutral」を継続。
 営業利益は今20.3期が旧予想比60億円減の680億円、来21.3期が同80億円減の760億円、22.3期が同80億円減の870億円と予想。主にユーシンとミツミにおける事業環境悪化を考慮したもの。BBの需要はおおむね堅調だが、データセンター向けファン用途が低迷中とした。

★9:04  ヤマトHD-底堅い 中国・上海の物流倉庫で無人搬送機を導入 日経報道
 ヤマトホールディングス<9064.T>が底堅い。16日付けの日本経済新聞朝刊は、同社が越境EC(電子商取引)の商品などを取り扱う中国・上海の物流倉庫で無人搬送機を導入したと報じた。
 記事によれば、従来と比べて必要な作業員は3分の1になる。ネット通販の普及で倉庫作業の人手確保は中国でも難しくなり、人件費は年8~10%増加している。省人化でサービスの安定供給につなげるとしている。


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