総医研-売り気配 今期営業益2%増見込みも市場コンセンサス下回る
総医研ホールディングス<2385.T>が売り気配。同社は16日、20.6期通期の連結営業利益予想を8.8億円(前期比1.5%増)だと発表した。市場コンセンサスは13億円。
化粧品事業の売上高が、越境EC向け商品のラインナップの拡充や中国における輸入許可の取得による販路の多様化によりさらに伸びる見通しであり、また、健康補助食品事業においても、需要期である夏場を中心として積極的な広告宣伝活動を展開する予定であることから、販売が増加するとしている。
19.6期通期の連結営業利益は8.7億円(前の期比2.7倍)だった。生体評価システム事業で糖尿病領域の医師主導型臨床研究の支援業務や食品の有効性に関する臨床評価試験の受託手数料が堅調で、前期セグメント損失から黒字に転換したことが寄与した。ヘルスケアサポート事業、健康補助食品事業も好調だった。
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