前場コメント No.6 リソー教育、物語コーポレーション、コマツ、太平洋セメント、グノシーなど

2019/08/19(月) 11:30
★9:09  リソー教育-反落 中高への講師派遣事業22.2期に4億円の黒字目指す 日経報道
 リソー教育<4714.T>が反落。17日付けの日本経済新聞朝刊は、同社が中学校や高校に講師を派遣する事業の経常損益を2022年2月期に4億円の黒字(前期は3700万円の赤字)を目指すと報じた。
 記事によれば、カリキュラムに取り入れているオンライン英語授業の費用が先行しているが、派遣先を前期末の35校から100校に増やす計画という。少子化が進んでおり、収益源を広げるとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★9:09  物語コーポレーション-大幅に反落 7月度既存店3%減収 5カ月ぶりに前年実績下回る
 物語コーポレーション<3097.T>が大幅に反落。同社が16日に発表した7月度月次売上高前期比(国内直営店+FC店、速報値)で、既存店売上高は前年同月比3.1%減となった。5カ月ぶりに前年実績を下回った。既存店客数は同1.6%減。ラーメン部門が堅調に推移したは、焼き肉部門が低調だった。

★9:10  DDHD-もみ合い 7月度の既存店売上高3.4%増 全店は4.3%増
 DDホ-ルディングス<3073.T>がもみ合い。同社は16日に、7月度の既存店売上高(飲食事業+アミューズメント事業+ウエディング事業)は、前年同期比3.4%増だったと発表した。全店売上高は同4.3%増だった。また、既存店客数は同1.9%増、既存店客単価は同1.5%上昇となった。
 株価は既存店の好調を受け高く始まったものの、その後は利益確定売りに押されマイナスに転じるなどもみ合っている。

★9:11  コマツ-野村が目標株価引き下げ 20.3期営業利益予想を17%減へ減額
 コマツ<6301.T>が小高い。野村証券では、今20.3期営業利益予想を17%減へ減額。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3000円→2400円と引き下げた。
 野村の今20.3期営業利益予想を前期比17%の3300億円へ減額修正。減額の主因は、円高、一般建機売上高(北米、アジアなど)の減額、産業機械売上の減額。再評価の契機になりえるのはアジアの一般建機売上の底入れで、今4Q(早ければ3Q)に見込まれる。一方、リスクとして北米の建機需要が高水準(ピーク圏)にあり、業界全体で代理店の在庫水準がやや多い可能性(需要回復後半によく見られる状況)に注意すべきとした。

★9:12  太平洋セメント-SMBC日興が「2」へ引き下げ 業績成長期待が高まるのは21.3期以降
 太平洋セメント<5233.T>が反落。SMBC日興証券では、業績成長期待が再度高まるのは来21.3期以降と想定。投資評価を「1(アウトパフォーム)」→「2(中立)」、目標株価を5000円→3300円と引き下げた。
 国内・海外ともにセメント販売が低調に推移し、短期業績の進ちょくは低い。中期的には、国内では国土強じん化対策関連の需要やバイオマス発電の稼働開始、海外では米国で官公需要の増加を見込み、安定した業績成長を見込むとしたが、同社の成長期待が再度高まるのは来21.3期以降と考え、投資評価は「2」へ修正。
 今20.3期1Qの国内セメント販売量は3.8%減であったが、ゴールデンウィークなどの影響を除く営業日数考慮後で0.5%増と、おおむね堅調。一方、同社の販売シェアが高い関東一区は、前19.3期は4.3%増と全国平均の1.9%増を上回ったが、今20.3期1Qは6.4%減に転じたと指摘。

★9:12  グノシー-底堅い P2Pレンディングプラットフォームのインド最大手に投資
 Gunosy<6047.T>が底堅い。同社傘下で投資育成事業を行うGunosy Capital(シンガポール)が、P2Pレンディングプラットフォームでインド最大手のFairassets Technologies Indiaに投資を行ったと発表した。インドは最も融資が普及していない市場の1つであり、急激に成長している市場機会において、Faircentは今後も大きく成長が見込まれると判断し、今回の投資に至ったとした。


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