前場コメント No.12 KLab、富士電機、味の素、ファンケル、三菱電機など

2019/08/19(月) 11:31
★10:05  KLab-急騰 ラブライブ新作ゲーム 公式ツイッターアカウント開設で思惑買い
 KLab<3656.T>が急騰。16日、同社が開発を進めているスマホ向けゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS」の公式ツイッターアカウントの本格運用が開始された。ゲームの配信日も近いとの思惑による買いが向かっているもよう。
 開発元の同社以外に、販売元であるブシロード<7803.T>も高い。

★10:11  富士電機-みずほが目標株価引き下げ 受注/業績モメンタム改善に期待
 富士電機<6504.T>が小高い。みずほ証券では、四半期決算ごとでの受注/業績モメンタム改善に期待するとし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は5000円→4600円と引き下げた。
 株価は想定比で低調な1Q実績を受け、決算後は10%強下落した水準にある。みずほも1Q実績で確認されたFA関連ビジネスの低調を反映し、業績予想を引き下げるとしたが、HEV/EV向けパワー半導体の拡大など個別成長要因のけん引による業績拡大シナリオは不変と判断。実際、1Q決算においても自動車向けパワー半導体受注は前年同期比で15%増と好調持続を確認。今20.3期2Qからパワー半導体受注が前年同期比でプラス転換、3Qから全社営業利益が増益転換など、四半期決算ごとに受注/業績モメンタムの改善を確認するにつれ、株価も再評価に向かうと考えているとした。

★10:15  中外製薬-大和が目標株価引き上げ ヘムライブラの好調などで予想を上方修正
 中外製薬<4519.T>が続伸。大和証券では、ヘムライブラの好調などで大和予想を上方修正。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は7300円→7900円と引き上げた。
 日本での売上予想を増額。テセントリクやカドサイラなども引き上げ。短・中期の株価には、ヘムライブラの販売動向が最重要とみられる。長期的観点では、ネモリズマブなどの自社品の開発動向も重要とした。

★10:17  味の素-大和が目標株価引き上げ 想定以上の収益改善はポジティブ
 味の素<2802.T>が3日続落。大和証券では、想定以上の収益改善はポジティブと判断。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は1900円→2000円と引き上げた。決算の印象はポジティブ。1Q業績は加工用うま味調味料、国内食品が業績をけん引。飼料用アミノ酸を除き、特段の悪材料は見られないとした。

★10:18  ファンケル-もみ合い コラーゲン産生促進に関する特許を取得
 ファンケル<4921.T>がもみ合い。同社は16日、同社の独自成分である「HTCコラーゲン」とコラーゲンの分解を抑制する「バラつぼみエキス」の組み合わせが、コラーゲンの産生機能を相乗的に高めることを確認し、「コラーゲン産生促進用組成物」として特許(第6553790号)を取得したと発表した。
 成果を新しい美容食品の開発に応用し、今後もコラーゲンをはじめとするアンチエイジング機能に関する研究技術力を高め、製品の開発に注力するとしている。

★10:20  富士電機-大和が目標株価引き下げ 事業環境悪化を織り込むが独自成長シナリオ健在
 富士電機<6504.T>が小高い。大和証券では、事業環境悪化を織り込むが、独自成長シナリオ健在と判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は4500円→4000円と引き下げた。
 需要環境悪化、円高進行を反映して今期は減益予想に変更。来期はEV 用パワー半導体、システム案件拡大などによって2ケタ増益を予想。独自の中長期シナリオは変わらず、押し目買いスタンスを推奨するとした。

★10:23  三菱電機-大和が目標株価引き下げ 業績予想減額も産メカのボトムアウトは近いか
 三菱電機<6503.T>が3日ぶり反発。大和証券では、業績予想減額も、産メカのボトムアウトは近いかとコメント。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は1650円→1600円と引き下げた。
 1Qは家電好調で健闘、産メカは想定以上の大幅減益。需要環境、為替が回復しなければ通期計画下方修正はやむなしと判断。今期下方リスクと来期増益期待の綱引きで、悪材料出尽くしは近いとの見方を示した。


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