前場コメント No.1 物語コーポ、ニチアス、新日本製薬、串カツ田中、ブライトパスなど

2019/08/20(火) 11:30
★9:00  物語コーポ-買い気配 いちよしがフェアバリュー引き上げ 15期連続の増収・営業増益を予想
 物語コーポレーション<3097.T>が買い気配。いちよし経済研究所では、15期連続の増収・営業増益を予想。レーティング「A」を継続、フェアバリューを12000円→14000円と引き上げた。
 主力の焼肉業態、ラーメン業態の順調な推移が続くと予想し、今20.6期以降の営業利益見通しを引き上げ。前19.6期も増収、営業増益で着地。14期連続して増収、営業増益となった(東京証券取引所上場3673社(8月16日現在)中、14年以上増収、営業増益を続けている会社は1%に満たない)。 いちよしでは今20.6期も増収、営業増益を予想。焼肉部門、ラーメン部門の既存店売上高は堅調に推移するとみているためであるとした。

★9:00  ニチアス-大和が「2」へ引き下げ 工業製品事業の業績悪化懸念がある状況
 ニチアス<5393.T>が反落。大和証券では、工業製品事業の業績悪化懸念がある状況と判断。投資判断を「1(買い)」→「2(アウトパフォーム)」、目標株価を2400円→1900円と引き下げた。
 大和では今20.3期営業利益を207億円(前期比9%減)と、前回予想を据え置くとした。1Qの営業利益は大和従来予想(44億円)並みであることや、足元の半導体関連製品の受注も堅調なもようで、2Q以降に高機能製品事業の業績が大きく落ち込むリスクは低いとみることが主な要因。
 一方、レーティングは引き下げ。半導体関連製品の落ち込みは限定的とみるも、今後の自動車部品事業ならびに工業製品事業の業績悪化懸念を考慮したため。現時点でこれらの事業に特段の悪材料はみられないが、景気悪化で設備投資などに不透明感があり、メンテナンスビジネスを中心に工業製品事業の業績が低迷するリスクがある。また、自動車部品事業も世界的な自動車販売減の影響が懸念される。ただし、安定的な事業内容ならびに豊富なキャッシュフローで株主還元期待もあることから、中長期的な成長性に問題はないと考えられるとした。

★9:00  新日本製薬-続伸 株主優待導入 パーフェクトワン モイスチャージェルなど贈呈
 新日本製薬<4931.T>が続伸。同社は19日に、株主優待制度を導入すると発表した。
 毎年9月末日現在、同社株式100株(1単元)以上を保有する株主を対象として、保有株式数が100株~300株未満の株主には「パーフェクトワン モイスチャージェルハーフサイズ1個」を、300株以上の株主には「パーフェクトワン モイスチャージェル1個、機能性表示食品 キオクリーフ1個、機能性表示食品 Wの健康青汁1個」を贈呈する。

★9:00  串カツ田中-買い気配 2.5万株・6000万円の自己株取得枠を設定 増配も実施
 串カツ田中ホールディングス<3547.T>が買い気配。同社は19日、2.5万株・6000万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は8月20日~8月30日。なお、上限2.5万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.27%となる。
 併せて、19.11期の期末配当予想を1部上場記念配当15円を含む30円(前の期は13円)に修正すると発表した。なお、年間配当も同様となる。

★9:01  ブライトパス-買い気配 信州大学と固形がんCAR-T細胞療法の共同研究開発契約締結
 ブライトパス・バイオ<4594.T>が買い気配。同社は19日に、信州大学と固形がんを対象としたCAR-T細胞療法の臨床開発を目的として、共同研究開発契約を締結したと発表した。
 信州大学では同社と協業し、同大学小児医学教室の中沢洋三教授および京都府立医科大学小児科の柳生茂希助教らが製法を確立したHER2抗原を認識するHER2-CAR-T細胞を治験薬として、骨肉腫患者を対象とする医師主導治験の実施準備に入る。なお、当該医師主導治験は、2020年度内の開始を想定するとしている。


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