前場コメント No.4 エストラスト、住友不動産、霞ヶ関キャピタル、三菱地所、インターアクションなど

2019/08/20(火) 11:30
★9:02  エストラスト-3日ぶり反落 株主優待制度を変更 クオカード2000円分→1000円分に引き下げ
 エストラスト<3280.T>が3日ぶり反落。同社は19日に、株主優待制度を変更すると発表した。1単元(100株)以上を基準日(毎年2月末)現在で継続して1年以上保有する株主に贈呈するクオカードを、2000円分→1000円分に引き下げる。

★9:03  住友不動産-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 完成工事に懸念材料あるが賃貸でカバー
 住友不動産<8830.T>が小高い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、完成工事に懸念材料はあるが、賃貸でカバーできるとみて、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は4750円→4450円と引き下げた。
 地上げによる開発を通じた着実な利益とNAVの成長、B/S改善を評価するとしたが、株価は妥当水準と考え「Neutral」を継続。最近、ムンバイでの大規模オフィス開発、J-REITとの交換取引などの動きがみられた。海外の投資案件は今後も出てくる可能性はあるが、収益貢献時期はおおむね10次中計(26.3期~)以降と予想。また、J-REITとの交換取引は別の開発案件を進めやすくするためで、同社が資産入れ替えを積極化する方針にかじを切ったわけではないと判断。今後6~7 年は東京都心で延床面積80万坪超の開発を優先する戦略に変更はなく、上記の動きは当面の業績や株価に大きく影響しないと考えるとした。

★9:03  野村総合研究所-反発 子会社でサイバー攻撃のリスク一元管理 日経報道
 野村総合研究所<4307.T>が反発。20日付の日本経済新聞朝刊は、同社傘下の情報セキュリティー企業、NRIセキュアテクノロジーズ(本社:東京・千代田)が情報セキュリティーに関するリスク管理をサプライチェーン全体で一元化できるサービスを始めたと報じた。
 記事によれば、内外の拠点やグループ会社、取引先まで含めて状況を把握できるようにする。年間で100社ほどの利用を見込むとしている。

★9:03  霞ヶ関キャピタル-大幅反発 タイ・バンコクでの分譲マンション開発共同事業参画
 霞ヶ関キャピタル<3498.T>が大幅反発。同社は19日に、Magnolia Quality Development CORPORATIONが、タイ・バンコク市内の中心部において進めている分譲マンション開発プロジェクトについて、同社が新規に設立した合同会社を通じて、共同事業に関する合弁契約を締結したと発表した。
 このプロジェクト「Mulberry Grove Sukhumvit」は、「多様な世代に幸せな住環境を提供する」というコンセプトを有する超高級ブランド「Mulberry Groveブランド」として初の分譲マンション開発プロジェクトになるという。なお、このプロジェクトが19.8期の連結業績に与える影響は軽微となるが、同社の今後の発展と収益基盤の拡大に寄与するものと考えるとしている。

★9:03  三菱地所-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 先々の開発案件までリーシング好調
 三菱地所<8802.T>が小高い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、先々の開発案件までリーシングは好調とみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は2450円→2400円と引き下げた。
 マクロの不透明感が高まる中、丸の内地区を中心とする同社の賃貸ビルが創出するC/Fの安定感と成長力から、不動産セクターにおいて投資対象として選好されると考え「Overweight」を継続。5月14日に発表した株主還元方針に基づき、現在実施中の自社株買い、来21.3期からスタートする次期中計における自社株買い再決定への期待も、同社の株価を下支えすると考えるとした。

★9:04  インターアクション-3日ぶり反発 1億9800万円の大口受注
 インターアクション<7725.T>が3日ぶり反発。同社は19日に、取引先より大口受注を受けたと発表した。受注金額は1億9800万円で、20.5期2Qに売り上げを計上する予定。なお、20.5期通期連結業績予想には織り込み済みとしている。


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