〔Market Flash〕6月小売販売、反動減からの回復は道半ばも持ち直しは続く~SMBC日興

2014/07/30(水) 09:45
【9:40】6月小売販売、反動減からの回復は道半ばも持ち直しは続く~SMBC日興  SMBC日興証券では、6月の小売業販売額は前月比+0.4%と、販売水準は駆け込みが始まった昨年秋頃の水準に戻っているが、価格変動の影響を除いた実質ベースでみると、販売水準は駆け込み前よりも低い水準にあり、回復は道半ばとみている。回復が遅れているのは耐久材で、その中でも家電や家具の遅れが目立つとのこと。これらは駆け込みとその反動が大きい住宅投資と連動していることから、回復は遅れそうと考えている。一方、同じ耐久財でも自動車についてはほとんど反動がみられず、販売額の約半分を占める非耐久財(飲食料品、衣料品など)は底堅く推移していると指摘している。 【9:10】欧州株から日本株への資金シフトが始まる?~三菱UFJMS  三菱UFJモルガンスタンレー証券では、グローバルな投資資金が日本の相対的な景気回復力や企業業績を評価する可能性を指摘している。7月に入って欧州株が弱含んでいる一方、TOPIXは上昇している。年金や投資信託などグローバルの投資資金は運用成績が重要で、外国人投資家が日本株を大きく買い越す局面は、相対リターンが高いことが多い。TOPIXの相対株価は昨年5月下旬から主要市場を下回るリターンにとどまってきたが、6月からは上昇に転じており、運用成績を意識して投資家が日本株組み入れを引き上げる可能性があるとみている。また、この場合、東京市場では大型株が見直されることになると考えている。 【8:45】寄り前気配は日精工、オムロン、ミスミG、大和ハウスなどが高い気配値  主力株の寄り前気配では、日精工(6471) +3.28%、オムロン(6645) +2.92%、ミスミG(9962) +1.89%、大和ハウス(1925) +1.68%、宝HD(2531) +1.63%、東エレク(8035) +1.57%、ブラザー(6448) +1.50%、メイテック(9744) +1.49%、ホンダ(7267) +1.47%、シマノ(7309) +1.45%などが高い気配値。  一方、NRI(4307) -4.91%、アイカ工(4206) -4.40%、日産化(4021) -3.37%、日立建(6305) -3.20%、小糸製(7276) -3.00%、タカタ(7312) -2.97%、トレンド(4704) -2.72%、スズキ(7269) -2.67%、サンゲツ(8130) -2.63%、クレセゾン(8253) -2.61%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,460.08 +907.92
TOPIX 2,710.73 +44.50
グロース250 655.60 +4.96
NYダウ 38,503.69 +263.71
ナスダック総合 15,696.64 +245.34
ドル/円 154.90 +0.07
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ