米テスラモーターズ-時間外取引で堅調 2Q決算は増収減益、市場予想は上回る

2014/08/01(金) 08:37
7月31日   終値 前日比 前日比(%)    時間外  終値比  終値比(%) ----------------------------------    ---------------------------- TSLA 223.30 -5.62 -2.46%     223.71 +0.41 +0.18%    7月31日の時間外取引で米電気自動車のテスラ・モーターズ(NASDAQ:TSLA)の株価は堅調。2Q決算は増収減益、市場予想を上回る。  31日夕に発表された第2四半期決算は売上高(調整後)が前年同期比55.4%増の8億5751.1万ドルとなり、市場予想の8億1300万ドルを上回った。純利益は同38.6%減の1612.7万ドル、一部項目を除いた一株当たり利益は0.11ドルとなり、市場予想の0.04ドルを上回った。減益となったものの、調整ベースの粗利益率は26.8%と前年同期から1.4%改善した。  第2四半期は主力の「モデルS」の生産台数が過去最高の8763台、出荷台数が7579台となり、生産は会社予想の上限付近で着地、出荷は会社予想を上回った。なお、出荷台数はアナリスト予想にほぼ一致した。新規受注は米国、欧州で堅調な伸びを示した。同社は当期より米国で商用リース事業を開始し、158台をリースした。なお、リチウムイオン電池工場「ギガファクトリー」については、同社はパナソニックと提携。6月には工場の候補地を選定しており、2017年の生産開始、2020年のフル稼働に向けた計画が進行している。  会社側は第3四半期について、約9000台の生産を見込んでいる。なお、生産ライン変更などに伴う生産停止を2週間と見込んでおり、この影響を回避できれば約1.1万台の生産が見込めるとしている。一方、出荷は約7800台を見込んでいる。2014年通期の出荷目標である年間3.5万台以上を維持している。また、右ハンドルを採用している英国で6月から、香港で7月からサービスを開始。日本とオーストラリアでは今年末での進出を目指している。
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