〔Market Flash〕日経平均銘柄入れ替え、除外があれば採用は日本航空か~みずほ

2014/08/22(金) 14:14
【14:10】日経平均銘柄入れ替え、除外があれば採用は日本航空か~みずほ  みずほ証券では、9月上旬に予定されている日経平均銘柄入れ替えについてコメントしている。東京エレクトロン(8035)の上場廃止が延期となったことから、定期入れ替えで除外の可能性がある銘柄は平和不動産(8803)のみと予想している。平和不動産が除外されない場合、今年の日経平均定期入れ替えは該当なしとなる見込み。なお、平和不動産が除外される場合は日本航空(9201)(または非常に可能性は低いとみているが、長谷工(1808)または楽天(4755))が採用されると予想している。 【13:35】7月の鉱工業生産指数は前月比+0.7%を予想~大手外資系証券  シティグループ証券では、来週(8/29)発表の7月の鉱工業生産指数は前月比0.7%の上昇を予想している。予想通りの場合、7月の生産は4-6月期平均を1.4%下回ることになる。シティグループでは、消費増税後の個人消費の落ち込み、輸出の停滞、在庫の増加といった諸要因が生産を抑制しているとみており、現時点では、7-9月期の生産は2四半期連続の前期比マイナスとなる可能性が高いと考えている。 【13:10】ドル円はレンジの上限を上抜ける可能性も~JPモルガン  JPモルガン証券では、今後、米長期金利が上昇に転じて米ドルが全般的に強含む一方で、株高・円安の流れが続けば、ドル円は1月末以降続いたレンジの上限(104.13円)を上抜ける可能性もあるとみている。目先の注目点は、長期金利と米ドルに関してはイエレン議長の講演、株高に関しては日経平均が7/31日に付けた直近高値(15,760円)を更新できるかどうかがポイントと考えている。 【11:05】オフィス市況と不動産株の上昇加速が期待できる時期に~大和  大和証券では、オフィス市況改善とともに不動産株価の上昇が加速するタイミングが接近してきていると考えている。2004年10月以降の前回の市況回復局面を見ても、今回同様、底入れ当初は回復ペースが緩やかだったが、平均賃料の上昇が加速し始めて賃料の18カ月(1年半)前比がプラスに転じてきた頃から、株式市場でもいったん横ばい推移となっていた不動産株が再度上昇方向に加速する動きになったとのこと。今回、足元で平均賃料の18カ月前比がプラスに転じてきており、そろそろオフィス市況と共に不動産株の上昇が加速してもおかしくない時期になってきたと考えている。 【10:20】失業保険新規申請は30万人割れ、米国労働市場は着実に改善~バークレイズ  バークレイズ証券によると、8月16日に終わる週(8月雇用統計調査週)の米国失業保険新規申請件数は前週比-1.4万人の29.8万人と、過去5週間で3度目の30万人割れとなったとのこと。4週移動平均でも30.1万人と7月雇用統計調査週の30.9万人を下回っており、労働市場の着実な改善が見て取れると指摘している。バークレイズでは、9/5発表の8月雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比+20万人、失業率は7月の6.2%に対し6.1%と堅調な内容になると予想している。 【9:55】鉄鋼セクター 紐付き価格値下げ幅は想定通り、「OVERWEIGHT」再強調~CS  クレディ・スイス証券では、8月21日付け日本経済新聞が、新日鉄住金(5401)など鉄鋼大手とトヨタ自動車(7203)の14年度上期の紐付き価格交渉は前下期比3000円弱/トン下落で決着したもようと報じた件に関して、想定通り主原料コスト並みの値下げ幅とみている。輸出や国内店売りでは、これまでスプレッドが改善しており、紐付き価格交渉の結果が前下期比でスプレッド維持であるということは、全社としてはスプレッドが改善する可能性が高まることを意味すると指摘している。新日鉄住金、JFEホールディングス(5411)の15.3期の経常利益は、在庫評価益を除いた実態ベースで大幅増益になると予想しており、鉄鋼セクターの投資評価「OVERWEIGHT」を再強調している。 【9:20】精密機器ではコニカミノルタ、堀場製、HOYAに注目~大手外資系証券  ゴールドマン・サックス証券では、1Q決算後の取材や直近の業界動向などを踏まえ、精密機器のカバレッジ銘柄の投資判断を再考している。市場想定を上回る業績回復や、業績回復に相応しい株主還元が期待できる銘柄に着目し、コニカミノルタ(4902)、堀場製作所(6856)、HOYA(7741)を「中立」から「買い」へ変更した。コニカミノルタは新社長の下、ROE経営の徹底や株主還元強化に期待している。堀場製作所は今下半期から来期にかけて自動車や半導体部門の業績急回復を予想している。HOYAは余剰キャッシュの使途がより明確になった点を 評価している。 【8:45】寄り前気配はユニプレス、日光電、日立ハイテクなどが高い気配値  主力株の寄り前気配では、ユニプレス(5949) +4.76%、日光電(6849) +3.39%、日立ハイテク(8036) +2.92%、TSIHD(3608) +2.67%、大気社(1979) +1.60%、特殊陶(5334) +1.56%、洋缶HD(5901) +1.50%、コムシスHD(1721) +1.49%、ジェイテクト(6473) +1.48%、トレンド(4704) +1.45%などが高い気配値。  一方、サンゲツ(8130) -6.34%、ミスミG(9962) -5.63%、キョーリンH (4569) -5.21%、コクヨ(7984) -4.08%、セイノーHD(9076) -2.82%、スクリーン(7735) -2.77%、関西ペ(4613) -2.68%、応化工(4186) -2.52%、田辺三菱(4508) -2.45%、大和工(5444) -2.37%などが安い気配値となっている。
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