〔Market Flash〕医薬品セクター ROEと外国人持ち株比率~大手外資系証券

2014/09/18(木) 14:28
【14:25】医薬品セクター ROEと外国人持ち株比率~大手外資系証券  シティグループ証券では、医薬品セクターに関して、ROE(2013年度実績)と外国人持ち株比率の相関関係について、ゾーン分けしてその内容をリポートしている。ROEが相対的に高く、外国人持ち株比率も高い企業群としては、アステラス製薬(4503)、参天製薬(4536)、塩野義製薬(4507)、中外製薬(4519)を挙げており、、グローバルに一定の評価を受けているゾーンと評価している。久光製薬(4530)、キョーリン製薬HD(4569)、大塚HD(4578)はROEは高めだが外国人持ち株比率が低めで、外国人投資家から見れば将来に不安があるゾーンとみている。武田(4502)と小野薬品(4528)はROEは低いが、一定の評価を受けており、将来への期待のあるゾーンと考えている。 【14:00】ドル円は11月頃に110円台が当面のめどに~大和  大和証券のデイリーマーケットコメントでは為替に関して、足元では急速に円安が進み、ドル円は108円台に入ってきたが、短期的にはドル円の5週移動平均乖離率が+4%に接近してきたことから、過熱感が出てきていると指摘している。また、円安・ドル高をけん引した米国の金利上昇については、米10年債利回りが2.6%台に上昇したことで、チャート上のフシに到達しており、目先は円安が一服してもおかしくないとみている。当面のめどとしては、45週前後のリズムからは日柄面では今年11月頃にかけて、水準面では52週移動平均からの+8%かい離で1ドル110円程度を想定している。 【13:40】利益予想を上方修正した企業の割合は日本が最高~BofAML  バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチでは、日本の上方修正企業の割合は世界最高で、4-6月期利益をめぐるポジティブサプライズもアジア地域で最多だが、年初来株価上昇率(ドルベース)は域内でなお最低水準にあると指摘している。利益の上方修正やポジティブサプライズが多い市場の株価は他の市場をアウトパフォームするはずだが日本市場は例外となっており、そろそろ巻き返しがみられる時期であると考えている。 【13:15】円安=株高の構図に変化の兆し?~三菱UFJMS  三菱UFJモルガンスタンレー証券のテクニカルレポートでは、2012年末からのアベノミクス相場の特徴であった「円安・株高」の構図に変化が起こりつつあるようにみえるとコメントしている。足元で6年ぶりのドル高・円安となっているにもかかわらず、日経平均はまだ昨年末の高値(16320円)を抜けていない。これから高値を更新する可能性はあるが、現時点で円安イコール株高という単純な動きとなっていない点には留意すべきと指摘している。このまま日経平均が16320円を上回らないようなら日本株マーケット全般の本格調整入りを示唆するとみており、日本株の3年サイクルによれば今年11月頃が安値をつける時期と想定している。 【11:10】NISA口座からの駆け込み投資で高配当利回り企業が有利に~大手外資系証券  シティグループ証券では、未使用のNISA非課税枠を9月末時点で0.8兆円程度と推計している。非課税枠は翌年に繰り越しできないため、年末にかけてNISA口座の未使用枠を使った駆け込み投資が行われると予想している。金融庁の調査によると、配当を重視する投資家が多く、配当利回りの高い企業が相対的に有利と考えている。また、投資信託を通じて海外資産に投資される部分も大きいとみているが、それも円安を通じて日本株にプラス影響をもたらすと想定している。 【10:35】2015年は新興国需要の回復を予想、インフラ関連銘柄に注目~CS  クレディ・スイス証券では、2015年に向けては新興国経済の回復を背景にインフラ関連銘柄へのシフトが有効と考えている。インド、タイ、インドネシア、トルコ、ブラジルなどの新興国においては、新政権下でインフラ投資増が期待でき、すでに各国のPMIは上昇に転じ始めている。中国に関しても、汚職問題が解決すれば何かしらの経済対策が打たれる可能性が高いと予想している。加えてインフラ関連各社は為替感応度が高く、円安進行メリットを享受できると見込んでいる。カバレッジ銘柄の選好順位は、クボタ(6326)>コマツ(6301)>ダイキン工業(6367)>荏原(6361)>マキタ(6586)>日立建機(6305)の順としている。 【9:50】スコットランド住民投票、賛成となればポンドは大幅安か~JPモルガン  JPモルガン証券ではきょう注目のスコットランド独立に関する住民投票に関して、直近の世論調査では反対派が賛成派をわずかにリードしており、足元では市場は反対を織り込み始めているもようであることから、反対となった際の英ポンドの上昇余地が限定的とみられる一方、賛成となった場合にはポンドは比較的大きく売られる可能性が高いとみている。より中長期的な観点からは、スコットランドの独立は英国の財政・経常収支悪化を通じてポンドに対する下落圧力を強める可能性を指摘している。 【9:25】QE3終了後、米国の利上げは2015年6月を予想~バークレイズ  バークレイズ証券では米FOMCについてコメントしている。FOMCでは予想通り100億ドルのQE3減額が決定された。一部の市場予想に反してQE3終了後も「かなりの間」政策金利が据え置かれる見通しだという文言が維持されている。バークレイズでは10月のFOMCでQE3の終了が決定された後、2015年6月に利上げが開始されると予想している。その際、超過準備預金金利(IOER)がFFレート誘導目標のレンジ上限、リバース・レポ金利がレンジ下限に設定されるとみており、その後は四半期ごとに25bpの利上げが行われると見込んでいる。 【8:45】寄り前気配は大和ハウス、コムシス、三菱倉、ふくおかなどが高い気配値  主力株の寄り前気配では、大和ハウス(1925) +4.99%、コムシスHD(1721) +4.30%、三菱倉(9301) +4.24%、ふくおか(8354) +3.93%、メディパル(7459) +3.73%、洋缶HD(5901) +3.70%、東エレク(8035) +3.39%、ダイキン(6367) +3.37%、豊通商(8015) +3.15%、ファナック(6954) +3.07%などが高い気配値。  一方、ソニー(6758)-23.55%、キョーリンH (4569) -9.00%、OSG(6136) -6.32%、タカタ(7312) -4.12%、ケーズHD(8282) -3.69%、東海理化(6995) -3.40%、トヨタ紡織(3116) -3.12%、ニッパツ(5991) -2.62%、雪印メグ(2270) -2.27%、リョーサン(8140) -2.12%などが安い気配値となっている。
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