前場コメント No.12 DENA、竹内製作所、富士通ゼネラル、京セラ、村田製作所など

2015/04/27(月) 11:30
★10:31  DENA-続伸 Apple Watch対応アプリ「Dingbel」をリリース
 ディー・エヌ・エー<2432.T>が続伸。同社は4月24日の大引け後に、タップとダブルタップのみによるシンプルかつ即時的なコミュニケーションが可能なApple Watch対応アプリケーション「Dingbel(ディングベル)」を、App Storeが利用可能な世界の全地域で配信開始したと発表した。「Dingbel」は、4月24日のApple Watch発売日時点でダウンロードが可能。

★10:36 竹内製作所-水戸が「A」継続 16.2期会社計画の為替前提は保守的だろう
 竹内製作所<6432.T>が続落。水戸証券では、今16.2期会社計画の為替前提は保守的だろうとコメント。レーティング「A」を継続した。目標株価は今期予想PER約15倍の8000円。
 今16.2期は、会社計画売上高750億円(+7%)→775億円(+11%)、営業利益125億円(+18%)→138億円(+30%)へ上振れを予想。会社計画の為替前提1ドル115円、1ポンド173円、1ユーロ125円は保守的と判断。水戸では1ドル119円、1ポンド180円、1ユーロ128円を前提に業績を予想。また、米国の販売台数は会社計画を上回ると想定。前15.2期に小規模から大規模ディーラーへ切り替えを推進したことで、今期のシェアアップにつながると期待。

★10:38 日本エンタープライズ-5日続落 『爽快麻雀!イーシャンテン』事前予約を開始
 日本エンタープライズ<4829.T>が5日続落。同社は4月24日の大引け後に、子会社のHighLab(東京都渋谷区)が、美少女キャラクターと対局するスマートフォン向けゲームアプリ『爽快麻雀!イーシャンテン』(Android版/iOS版)の事前予約登録を「予約トップ10」において開始したと発表した。
 麻雀大好き!な美少女キャラクターと熱い麻雀バトルを繰り広げる、ふたり対戦麻雀ゲーム。プレイヤーは、対局で獲得できるゲーム内通貨の「チップ」や、アプリ内課金で対戦相手となるキャラクターを集めて対局に挑む。対局が常に「イーシャンテン」の状態からスタートするため、手軽に短時間で楽しめることもゲームの魅力の1つとした。

★10:41  富士通ゼネラル-大幅高 今期15%の営業減益も市場予想上振れで買い安心感
 富士通ゼネラル<6755.T>が大幅高。同社は24日、今16.3期通期の連結営業利益が230億円(前期比15.3%減)になりそうだと発表した。2ケタ減益の予想だが、市場は203億円とそれ以上の減益を見込んでいたため、買い安心感が広がっている。
 併せて発表した前15.3期通期の営業益は271億円(前の期比31.1%増)で着地した。海外向け空調機の販売増加や、情報通信システムの増収などの効果に加え、全社的なコストダウンと費用効率化が寄与し、従来予想(250億円)を上振れ着地した。年間配当は従来16円→18円(前の期14円)に引き上げた。今期も18円を配当とする予定。

★10:43 京セラ-野村が「Neutral」へ引き下げ BSの強固さはある程度反映されたとの見方
 京セラ<6971.T>が続落。野村証券では、BSの強固さはある程度反映されたとみて、レーティングを「Buy」→「Neutral」と引き下げた。目標株価は6050円→7400円と引き上げた。
 業績予想をわずかながら下方修正し、レーティングを変更。同社の高いコスト管理能力とBPSを継続的に積み上げられる収益体質を評価するスタンスに変わりはないが、直近の株価上昇によって、バランスシートの強固さは、ある程度株価に反映されたと判断。なお、今回の目標株価算出では、保有株式の時価の約7割を加えて、企業価値を算出しているとした。従来は、翌期の受け取り配当予想を現在価値に割り引いて加算していたが、日本市場でのコーポレートガバナンスへの変革への期待を受けて、今回変更したとしている。

★10:47 村田製作所-野村が目標株価引き上げ 無線部品はソリューション提案力で差がつくとの見方
 村田製作所<6981.T>が小幅反発。野村証券では、無線部品はソリューション提案力で差がつくとの見方を反映させ、業績予想を上方修正。レーティング「Buy」を継続、目標株価を15000円→19400円と引き上げた。
 決算発表を控え、業績予想を上方修正。今16.3期については、Galaxy S6が地域対応モデルからグローバルローミングモデルになったことや、中国でFDD-LTEの商用ライセンスが発給されたことから、LTD端末の多バンド化が進み、無線部品の需要が拡大するとの見方を取り入れたとした。中期的にもキャリア・アグリゲーション(CA)の採用で、無線部品のソリューション対応がこれまで以上に求められ、北米のPAメーカーとの比較でも、同社の優位性が維持、拡大できるとの見方。従来はPAの性能差を考慮し、CA採用が同社の無線部品の競争力向上につながるか、見解を保留していたとしている。


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