〔Market Flash〕6月鉱工業生産では日本経済の踊り場を確認も先行きに底入れの兆し~大和総研

2015/07/31(金) 09:55
【9:50】6月鉱工業生産では日本経済の踊り場を確認も先行きに底入れの兆し~大和総研  大和総研では6月鉱工業生産についてリポートしている。6月の生産指数は前月比+0.8%と2カ月ぶりの上昇となり、市場コンセンサスも上振れた。出荷指数も同+0.3%と2カ月ぶりに上昇し、在庫指数も同+1.3%と2カ月ぶりに上昇に転じた。今回の結果は、日本経済の踊り場傾向を確認する内容と捉えている。増産での着地とはいえモメンタムは弱いと指摘しており、輸出の停滞と、それを端緒とした在庫の積み上がりにより生産は調整局面を迎えているとみている。ただし今まで軟調に推移してきた素材産業を中心として回復が見られていることは好材料とみている。さらに予測調査にみる8月の生産計画は同+2.7%と、比較的大幅な増産が見込まれており、先行きに底入れの兆しが出始めていると考えている。 【9:15】上海総合は8月下旬に2700~3200pまで下落?~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券のテクニカル分析レポートでは、6月以降の上海総合指数の下げはこれまでのところ、2000年ITバブル天井後のナスダック、1929年9月天井後のダウ平均、これらがたどったパターンに似ているとコメント。ナスダック総合指数は、2000年3月の天井から52営業日後に、高値から38%下げて当面の底入れとなった。ダウ平均が当面の底を付けたのは1929年9月の天井から50営業日後で、水準的には高値から48%下げたところであったとのこと。これらを参考にすると、上海総合指数は今年6月12日高値から50~52営業日後8月21日~25日に2700~3200pまで下げて当面の底を付けると予想している。暴落の歴史は繰り返されるのか、今後3~4週間の展開に注目している。 【8:45】寄り前気配は出光興産、TSテック、淀川鋼、大気社などが高い気配値  主力株の寄り前気配では、出光興産(5019)+11.57%、TSテック(7313)+11.48%、淀川鋼(5451) +9.66%、大気社(1979) +9.37%、オリックス(8591) +5.28%、ニフコ(7988) +4.83%、科研薬(4521) +3.80%、大塚HD(4578) +3.65%、マツモトキヨ (3088) +3.43%、特殊陶(5334) +3.13%などが高い気配値。  一方、メディパル(7459)-22.63%、ヒロセ電(6806)-10.05%、野村不HD(3231) -6.56%、エプソン(6724) -5.65%、H2Oリテイ (8242) -5.36%、住友重(6302) -5.08%、住友電(5802) -4.76%、明電舎(6508) -4.74%、NTN(6472) -3.55%、堀場製(6856) -3.47%などが安い気配値となっている。
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