中国のスマホ販売減速、携帯各社はオンライン販売を強化へ

2014/04/18(金) 12:04
 中国のスマートフォン販売が昨年の爆発的な拡大の後、今年は鈍化するとみられる中、携帯各社はオンライン販売の強化で販売促進を急いでいる。中興通訊(00763)は16日、中国のネット通販大手、京東商城(JD.com)と組んで第4世代(4G)対応の新型スマートフォン「No.1 Star」を発売した。同モデルは1399元という低価格で最新モデル好きの携帯ファン向けに販売されたもの。同社は別途、高機能携帯ブランド「nubia」をオンライン販売しており、習近平・国家主席の欧州訪問時に彭麗媛夫人がこのブランドの携帯で写真を撮影する画像がネット上で広がり、脚光を浴びた。『サウスチャイナ・モーニングポスト』が17日伝えた。  同じ動きはすでに競合の華為技術有限公司や小米科技も実践している。特に足元で急成長を遂げる小米は、ほぼすべてのスマートフォンをオンラインで販売している。スマートフォンの販売台数の伸びが鈍化する中で、安値競争の激化も進んでおり、各携帯メーカーの採算性を危ぶむ声も聞かれ始めている。  中興通訊の17日終値は、前日比1.63%高の16.18HKドル。
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