中国広核電力の目標株価を小幅引き下げ=大和

2015/12/01(火) 16:12
 大和証券キャピタル・マーケッツは最新リポートで、中国の原発最大手、中国広核電力(01816)の投資判断を「アウトパフォーム」に維持した上で、目標株価を3.5HKドルから3.4HKドルに小幅に引き下げた。傘下の台山核電合営有限公司が広東省に建設中の原発2基について、営業運転の開始時期を1年先送りすると発表したことについて、開業延期に伴い2基の経費が増加するリスクがあるとして、設備投資額の予想を8%上方修正。その上で、2016年の予想EPSを2%引き上げる一方、2017年については8%引き下げた。『経済通』が1日伝えた。  大和は、台山核電合営の原発2基の開業が3-6カ月程度遅れると当初から予想していたとして、経営陣がより現実的な見通しを示したことを歓迎した。  中国広核電力の株価は日本時間午後4時7分現在、前日比変わらずの3.00HKドルで推移している。
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