ダイナムジャパンの16年3月本決算は7％減益、店舗数は442店舗に拡大

　ダイナムジャパン（06889）が26日大引け後に発表した2016年3月本決算は、貸玉収入から景品出庫額を引いた営業収入が前年比0.9％増の1559億1100万円、純利益が同6.7％減の105億4400万円だった。1株当たり6円の期末配当（前年は1株当たり7円） を実施する。 　同期は高貸玉店舗5店舗、低貸玉店舗9店舗を新規出店した半面、商圏見直しに伴って低貸玉店舗を4店舗閉鎖。夢コーポレーションのグループ化で39店舗が加わり、2016年3月末時点の店舗数は前年同時期から49店舗増えて442店舗となった。 　営業施策や店舗数の増加を通じて総貸玉収入が2.3％増加し、小幅ながら増収を確保した。うち高貸玉店舗における営業収入は7.3％減、低貸玉店舗における営業収入は12.5％増だった。一方、店舗数が大幅に増加したことで人件費と賃貸費用が膨らみ、営業費用が2.7％増加。夢コーポレーションのグループ化に伴う従業員数の増加で管理費もかさみ、営業利益は6.1％減少した。 　ダイナムジャパンの株価は日本時間午後4時33分現在、前日比1.65％高の11.08HKドルで推移している。