恐怖指数VIXは10.11、前日比上昇

2017/07/28(金) 05:41
 投資家の不安心理を示すVIX指数は10.11と前日から上昇(前営業日9.60)。VIX指数は、NY株式市場の主要3指数が前日比プラスで寄り付いたことで、一時9.16まで低下した。しかし、米中長期債利回りが社債の供給増を嫌気して上昇したこと、米共和党の税制改革案で国境調整税が断念されたこと、ナスダックとS&Pが前日比でマイナスとなったことで、11.50まで上昇した。また、昨日のハト派的なFOMC声明にも関わらず、依然として9月FOMCでのバランスシート縮小の可能性が残されていることも、上昇要因となった。  ダウ平均は前日比+85.54ドルの21796.55ドルで引けた。 ※(値は速報ベース)  VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。
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