LDNFIX=米金利高水準維持で、ドル円は110.84円まで上昇

2018/05/18(金) 00:16
 ロンドン・フィックスにかけては、ロンドン午前で2011年7月以来の3.121%まで上昇した米10年債利回りがその後も高水準を維持したことで、ドルは対円で堅調に推移した。米5月フィラデルフィア(フィリー)連銀製造業指数は+34.4と、市場予想の+21.0に反して前月の+23.2を大きく上回ったこと、米4月の景気先行指数は市場予想通りの+0.4%だったが、3月分を上方修正したことも支えに、ドル円は110.84円まで上値を広げた。  欧州通貨もドル買いに反応する局面もあったが、ドル円ほど明確なトレンドを作ることはできず、ユーロドルは1.18ドル前半から1.17ドル後半での動き、ユーロ円は130円後半でもみ合いになった。東京時間に英テレグラフ紙が「英国は関税同盟にとどまる」と報じたことで上昇していたポンドは、メイ英首相が報道を否定したことでロンドン午前には対ドルでは1.3475ドル、対円では149円近辺までじり安になった。その後は徐々に値を戻し、ポンドドルは1.35ドル近辺、ポンド円は149円後半を中心に取引された。  豪ドル/ドルは豪雇用統計発表後につけた0.7548ドルを頭に一時0.7498ドルまでじり安。NZドル/ドルは終始上値が重く0.6875ドルまで下落した。豪ドル円は83円前半、NZドル円は76円前半で小動きだった。  新興国通貨は、昨日対ドルで最安値を更新したトルコリラ(TRY)は4.45TRY近辺で推移、TRY円は24.85円前後で取引され、最安値の更新はならなかったがTRYの上値の重さは変わらなかった。
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