東京外国為替市場概況・15時 ユーロ円、弱含み
18日の東京外国為替市場でユーロ円は弱含み。15時時点では129.24円と12時時点(129.39円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。上海総合指数を筆頭にアジア株式相場が軟調となり、リスク回避の円買いが強まった。ユーロ円は15時過ぎに129.18円まで円高・ユーロ安に振れた。中国株は人民元安を嫌気した売りや、明日の中国の重要経済指標(7-9月期GDP、9月鉱工業生産)を控えて、ポジション調整の売りが強まったようだ。
ドル円は上値が重いまま。15時時点では112.48円と12時時点(112.51円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。株安を受けてじり安となるも下値は112.45円まで。112.50円近辺で小動きが続いたが、クロス円の弱含みに上値の重さは変わらずだった。
ユーロドルはじり安。15時時点では1.1491ドルと12時時点(1.1500ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。1.15ドル付近でこう着状態が続いたが、一部イタリア紙が報じた「もし欧州委員会が伊予算案をつき返しても同案を変更せず」とのサルビーニ伊副首相の見解が伝わると、15時過ぎには1.1486ドルまで下値を広げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:112.45円 - 112.73円
ユーロドル:1.1486ドル - 1.1505ドル
ユーロ円:129.18円 - 129.66円
関連ニュース
為替の最新ニュース
関連コンテンツ