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AIは株式投資の歴史を変えるのか

■ AI 投資の使い方

鈴木 最近のAI 投資について何か思うところはございますか。
丸山 そのご質問に対しては回答がたくさんあって困ってしまいます。まず何よりも情報のスピードと量、多様性という点で、依然とは比べものにならないほど現在ははるかに高度に進化しています。
何よりもメディアが多様化しました。4 大マスメディア(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)をネット側がほとんど賄うようになりました。ネットニュース専用の配信プラットフォームまで登場しています。
そうなるとニュース配信の頻度や質がまったく変わってきます。
証券業界ではかなり前から、メールマガジンのような形で、市場情報や市況解説が日に2度くらいは流れてくるスタイルは存在しました。
そのメルマガに自分の保有する、あるいは興味のある銘柄がタイミングよく、ニュースとして流れてくればよいのですが、そうでないことの方が多いものです。
それが現在ではもっとカスタマイズされています。この点だけをとってもネット環境は相当に深化したことになります。
そして今では、すべてスマホの中だけで完結します。スマホによってリアルタイムに、あらゆるものが手に入ります。株式投資だけに特化した特別なサイトも珍しくありません。



鈴木 今やSNS を経由して、株式投資に関する情報が瞬時にやりとりされているそうですが、それに関してはどのようにお考えですか。
丸山 思うに、SNS が投資情報と呼べるかと問われれば、私はそうではないと思います。
SNS のハッシュタグを通じて、投資に関心のある人にとっては共通の話題を提供することが可能です。しかしあくまでそれは世間話のような範囲であって、それを投資情報と呼ぶべきかどうかと問われれば、その要素はあまりないと考えています。
ところがここにAI が介在して、膨大な文字データの中から、情報として価値のあるものをピックアップする方法が登場しました。こうなると話はまったく別のものになります。
ツイッターの中の世間話のようなものが、AI が介在することによって、それ自体に投資価値が生れます。状況は劇的に変化しつつあります。
あらゆる投資家がつぶやく言葉、ネット上に流れるニュースや会社からのリリースを含めて、みんなが積み上げたものがすべてAI による分析の対象になるのです。ビッグデータの収集と蓄積、それをAI による分析プロセスを経て、統計的な手法によってそんなことが可能になりました。
同じキーワードでも、文脈によって強気か弱気かの判断は異なってきます。銘柄名も短縮され、愛称で呼ばれているものも含めて、人間では抽出できないデータまで引っ張ってくることができるのです。
そこではニュースや材料になる以前の、言葉じりや不安のようなニュアンスまでもが選び出されます。SNS でつぶやかれる言葉は投資情報ではありませんが、このようなサービスが始まるとそれは投資情報に転化するのです。

鈴木 人工知能は人間の何才くらいに当たるとお思いですか。
丸山 そのご質問はおもしろがってよく尋ねられるのですが、いまのAI は実際には中学生くらいのレベルではないでしょうか。大人ではないが子どもでもないという微妙な年ごろです。
すでに将棋や囲碁の世界では、人間のチャンピオンはすでにAI には勝てないという現実が突きつけられています。
ルールの存在する世界では実際にはそうなりました。
株式投資の世界ではどうかと言えば、AI を活用した運用はすでに始まっていますが、まだ人間には勝つことはできないと思います。それは株式投資には「正解がない」からです。
「未来に賭ける」という行為は、今のAI のレベルではまだ到達していない世界なのでしょう。
ただ、AI に向いている部分とそうでない部分は明確になりつつあります。大量の数値データや書かれた文字を分析する行為や、テキストマイニング、こういう部分ではAI は抜群に威力を発揮します。
株価チャートは、過去の数値データを元に描かれているため、AI による分析には向いているでしょう。チャートの推移を使った将来予想は、AI によってある程度は実現するようになるはずです。
しかしこれがニュース、全く新しいものを判断するといった、判断材料に過去の傾向がない場合など、AI には不向きな局面があります。同じように、マクロ経済の統計データのくせを抽出するとか、統計上の確率を判断するとか、そういう方面でもAI はあまり使われてはおりません。



鈴木 少し意外な感じもするのですが。
丸山 そうですね。意外感がありますが、マクロ経済に関する統計情報は、株式市場では瞬時に株価に織り込まれてしまうため、数字が発表された段階でもう局面の転換は終わります。あるいはプロが予測した時点で、もはや織り込まれて終わりになってしまいます。
そこでは大量のデータも必要ありません。そうなるとAI を使ってまで分析するにはあまり向いてはいないということになるようです。

鈴木 それでもAI 投資は今後ますます広がってゆくのでしょうか。
丸山 はい、おそらくそうなるのでしょう。今はまだその入り口でしかない状態だと思います。
AI 投資の究極のメリットは、それが人間が行う投資の弱点を補ってくれる点にあるのだと私は考えています。
人間の弱点とは、それは過去の記憶であり、自分のポジションに対するバイアスです。
とかく人間は過去の事実を忘れてしまいます。敗北や失敗、都合の悪いことはみんな忘れてしまって、その分だけ現在の自分のポジションに都合のよいバイアスがかかってしまいます。
それによって、含み損が出ているにもかかわらず、損失を抱えたままのポジションをずっと長いこと保有してしまうのです。それが大きな損失をこうむる本質的な原因でもあります。
このような時にAI を活用すれば、大量のデータを用いて、含み損を保有し続けた場合に将来はどのようになってゆくのか、偏った判断をかけることなくわかるようになってくるはずです。
機械学習の手法を用いれば、正しい判断を最初に覚え込ませておくことで、新しいデータを与え続けることによってより正確な判断ができるようになります。それこそ人間には到達できなかったことが、AI を用いることで可能になるはずです。

鈴木 AI が100%正しいわけではありませんね。
丸山 もちろんそんなことはありません。そこを見極めるのが人間の「洞察力」です。洞察力は人間にのみ備わっている能力であって、AI にはありません。
ある特定の分野に関して、AI はその分野のあらゆる論文やレポートを読み込むことで、新しいなにかを作り出すことができます。それこそAI が最も得意とするところではあります。
かたや人間は、その結果を見て何らかの新しい判断を下すのが得意です。AI とは違う観点で物事を組み立てることになりますし、人によって判断基準が違っています。
人間同士が行う競争には、AI は追いつかないでしょう。人間が介在する部分をAI がそっくりそのまま真似することはできません。

鈴木 そうすると「シンギュラリティ=特異点」を不安視することもなくなりますね。
丸山 そのとおりです。AI が人類の能力を追い越す「シンギュラリティ」の到来がたいへんに懸念されていますが、洞察力が人間にのみ備わっていることで、AI の判断がすべてに勝り人間が駆逐されてしまうという恐れはないと言ってよいでしょう。私はそのように考えています。
2016 年11 月の米国の大統領選挙で、トランプ大統領の誕生が判明した直後に株価は当初大きく下落しましたが、すぐに値を戻しました。その瞬間に売り物超過に傾き、すぐに均衡状態に戻りました。こういった全く新しいニュースに対する予測は、AI にはできないものです。今後も、こういったAI には判断できない事態が発生すると思いますが、それこそが、人間とAI が上手に共存していくということかもしれません。



鈴木 AI 時代の投資家はどのように行動すればよいとお考えですか。
丸山 難しいご質問ですが、結局のところ人間の強みはプライス(価格)という価値を発見する点にあるのだと思います。価値発見機能、これこそAI にはまったく不得意な分野です。
最初に答えを与えておかないと判断できないのがAI であり、環境が変わるととたんに判断できない状態に陥ります。
トランプ大統領が誕生した時、何が正しくて何が正しくないのか、一時的にまったくわからなくなりました。そのような時にこそ人間による洞察力が必要になるのではないでしょうか。
人間の弱点は「記憶とバイアス」であり、かたやAI の弱点は「洞察力」です。それぞれ重なることはないので、人間とAI はお互いに補い合うことができると思います。人間はさらに洞察力を磨くことが重要です。
先ほど触れました、エクイティ部長就任時からのデータの蓄積。3年分、36 冊のノートですが、あと2年くらい、もう24 冊分ほどを積み上げたいと考えています。 このデータをAI に覚え込ませるのが私の夢です。そうすれば、人間の洞察力とAI のバイアスのかからない記憶力がひとつに融合できるかもしれません。それがいずれ世の投資家の皆さんのお役に立ってくれればとひそかに願っております。


<対談者プロフィール>
丸山真志(まるやま まさし)
SMBC 日興証券株式会社 ダイレクトチャネル事業部 部長 

1985 年、日興證券株式会社(現 SMBC日興証券株式会社)に入社。企画、海外(ロンドン・香港)、株式、ダイレクトマーケティング等の部門で手腕を振るってきた。ネット証券での事業推進(役員として3 年間出向)を含め、10 年以上にわたって、金融ネットビジネスの「基盤構築〜事業戦略策定〜マーケティング推進」をマネジメント。また、全国に店舗網を有する総合証券として、「データベースマーケティングによる営業活動の効率化」や「One-to-One マーケティングのクロスチャネル化」を積極的に推進し、「対面」と「非対面」を機能的に融合させたマーケティング手法を導入。
鈴木 一之( すずき かずゆき)
株式アナリスト

1961 年生まれ。1983 年千葉大学卒、大和證券に入社。1987 年に株式トレーディング室に配属。2000 年よりインフォストックスドットコム、日本株チーフアナリスト。相場を景気循環論でとらえるシクリカル銘柄投資法を展開。2007 年よりフィスコ シニアフェロー。
2011 年よりフリー。現在はラジオ NIKKEI、BS12「マーケット・アナライズ plus」、ストックボイス「東京マーケットワイド」に出演中。

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マーケットデータ
アジア(終値)
ハンセン 30,418.33 -290.11
上海総合 3,071.54 -45.83
加権(台湾) 10,779.38 -191.84
韓国総合 2,476.33 -9.77
ST(シンガポール) 3,573.38 -25.35
SET(タイ) 1,801.28 +6.34
VN(ベトナム) 1,119.86 +25.23
ジャカルタ総 6,337.70 -18.21
ASX200(豪) 5,868.78 -12.22
SENSEX(印) 34,415.58 -11.71
4月21日 5:48 更新
欧州・中東・アフリカ(終値)
FT100(英) 7,368.17 +39.25
CAC40(仏) 5,412.83 +21.19
DAX(独) 12,540.50 -26.92
MIB(伊) 23,829.34 +37.30
ユーロ・ストック 3,494.20 +7.60
SMI(スイス) 8,807.80 -25.38
イスタンブール 110,932.50 -1,189.60
アフリカ全株 57,581.73 +54.94
タダウル全株 8,277.14 +131.01
4月21日 5:48 更新
北米・中南米(終値)
NYダウ 24,462.94 -201.95
S&P500 2,670.14 -22.99
ナスダック総合 7,146.13 -91.93
TS300(加) 15,484.32 +29.90
ボルサ(メキシコ) 48,431.58 -313.70
ボベスパ(ブラジ) 85,550.09 -274.17
メルバル(アルゼ) 31,157.79 -123.53
4月21日 5:48 更新
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パラボリック
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