デルタフライ-売り気配 通期営業益を上方修正もライセンス契約内容で失望売り
Delta-Fly Pharma<4598.T>が売り気配。同社は8日に、22.3期通期の営業損益予想を従来の13.0億円の赤字から11.0億円の赤字(前期は8.5億円の赤字)へと引き上げると発表した。日本ケミファとのライセンス契約締結により、事業収益として、契約一時金2億円の計上を見込むことが寄与する。
併せて、日本ケミファ<4539.T>とDFP-14323の日本国内における独占的販売権を付与するライセンス契約を締結したことも発表した。
この契約締結により、同社は契約一時金2億円のほか、今後の開発および販売の進ちょくに応じたマイルストン収入として総額最大43億円を受領し、さらに、同社は上市後の売上高に応じた一ケタ台後半%から段階的料率のロイヤルティを受け取ることができるとしている。
なお、株価は契約一時金の額やロイヤルティ料率が物足りないとの見方もあり、期待が高かった反動から、失望売りが出ている。
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