〔Market Flash〕米国住宅価格にピークアウトの兆し~大和

2022/05/27(金) 10:17
【10:15】米国住宅価格にピークアウトの兆し~大和  大和証券では、31日(月)に発表される米国ケース・シラー住宅指数に注目している。米国の住宅はローン金利の上昇や販売数量の停滞にもかかわらず、価格だけは加速しており、価格上昇期待やそれに伴う売り惜しみが住宅価格を押し上げ始めたと大和では考えている。しかし、住宅販売在庫の減少率が徐々に緩和してきており、そろそろ価格の上昇鈍化につながる状況になってきたとのこと。連動性のある材木価格に鈍化の兆しがあり、早晩住宅価格の上昇率はピークアウトが期待できるとみている。当該住宅指数がピークアウトとなれば、長期金利の上昇を促すような必要がなくなる点でFRBの安堵材料になると大和では予想。一方、ピークアウトが確認できなければ、また1カ月神経質な展開になりかねないため、目先1カ月間の相場を左右する重要なポイントと考えている。 【9:55】米スナップがネット広告市場に警鐘~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では米国株に関するリポートで、チャットアプリ「Snapchat」を世界展開するスナップの株価急落についてリポートしている。前日引け後に、わずか1カ月前に示していた2Q(4-6月)会社計画が達成不可能との見方を示したことが急落の理由。マクロ経済環境が想定以上のスピードで悪化しており、広告主である顧客企業が供給制約やインフレ、金利上昇懸念、ウクライナ情勢などの影響で、広告支出を抑制しているもよう。三菱UFJMSでは、ソーシャルメディアはユーザー行動の追跡制限などアップルiOSのポリシー変更の影響を昨年から受けていると指摘。スナップの業績警告はネット広告全体への警鐘と捉えられており、次回2Q決算シーズンに向けて業界に慎重な見方が続く可能性が高いと考えている。 【8:45】寄り前気配は東海理化、ニッコン、三和HD、グローリーが高い気配値  主力株の寄り前気配では、東海理化<6995>+14.93%、ニッコンHD<9072>+13.91%、三和HD<5929>+12.27%、グローリー<6457>+8.74%、戸田建<1860>+8.56%、メディパル<7459>+8.28%、ネクソン<3659>+8.07%、パンパシHD<7532>+7.87%、京王<9008>+6.77%、メイテック<9744>+5.85%などが高い気配値。  一方、北越紀州<3865>-7.50%、コスモス薬<3349>-5.71%、滋賀銀<8366>-3.52%、青山商<8219>-3.04%、新生銀<8303>-2.95%、スクエニHD<9684>-2.70%、リゾートトラ<4681>-2.47%、名銀<8522>-2.28%、USS<4732>-2.19%、キヤノンMJ<8060>-2.16%などが安い気配値となっている。
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