〔Market Flash〕環境やエネルギーセキュリティー面で注目を集めるLNG~野村

2022/07/07(木) 12:40
【12:40】環境やエネルギーセキュリティー面で注目を集めるLNG~野村  野村証券では、LNG(液化天然ガス)関連について特集している。天然ガスの輸送方法には気体のままパイプラインを通す方法と液化(LNG化)して運ぶ方法の2つに対別されるが、LNGではより遠方への輸送が可能となるほか、タンクでの大量貯蔵も可能となる。天然ガスは比較的環境負荷の小さいエネルギーで、かつ埋蔵量が豊富で安定した採掘が可能。環境やエネルギーセキュリティー面で注目を集めているとのこと。石油精製や化学プラントなどと比較してLNGプラントの設計・建設を担える企業は少なく、日揮HD<1963.T>や千代田化工建設<6366.T>など日本企業が高い実績を有していることを野村では紹介している。 【10:20】半導体メモリでは株価の底値圏脱出は当面厳しい見通し~SMBC日興  SMBC日興証券では、半導体メモリ大手の米マイクロン・テクノロジーが22年3-5月決算を発表したことを受けて、半導体メモリ業界について考察している。マイクロンは6-8月期の業績見通しが失望的であったことに加えて、2023年度に設備投資を削減する方針を示したことから、半導体株全般への売りを誘った。マイクロンは価格政策の維持に努め、価格目標に合致しない事業からは撤退するほか、2023年度は供給増加を抑制し、市場需要の一部を在庫で賄うとの方針を表明したとのこと。SMBC日興では、これは同社が半導体メモリの価格防御に向けた積極対応を示したものと一定程度評価しているが、弱気な業績見通しの発表はマイクロン1社にとどまらず、半導体のエコシステム全般に広がる可能性が高いと指摘。同セクターの株価の底値圏脱出は当面難しいと考えている。 【9:35】小売・専門店では生活防衛意識が高まる消費者への訴求がポイントに~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では小売・専門店セクターに関して、2022年後半は「収益性維持を図りつつ、生活防衛意識が高まる消費者に選ばれる専門店」に注目が集まると考えている。消費者の間では旅行・外食ニーズが回復してきているが、一方で生活費は全般に高騰している。こうした中で各社は「コストパフォーマンスの高い商品」を提供することが肝要だが、今回はそれを「企業側のコストも確実に上昇するなかで」実現していく必要がある。三菱UFJMSでは、消費者は商品価格が上昇するなかで旅行や外食の資金を捻出すべく、「無駄なものを買わない」「コストパフォーマンスの高い商品を選んで購入する」行動を強めるとみている。ただ、価格が上がっても消費者に選んでもらえる商品を提供し続けられる小売・専門店は決して多くはないと考えている。個別では、西松屋チェーン<7545.T>をトップピック銘柄に挙げている。 【8:45】寄り前気配はゼオン、ニフコ、アステラス、日精工が高い気配値  主力株の寄り前気配では、ゼオン<4205>+12.12%、ニフコ<7988>+8.59%、アステラス薬<4503>+6.65%、日精工<6471>+6.39%、日製鋼<5631>+5.60%、京成<9009>+4.84%、ホトニクス<6965>+4.60%、西鉄<9031>+4.41%、大気社<1979>+4.29%、三浦工<6005>+4.29%などが高い気配値。  一方、積水化<4204>-6.18%、ピジョン<7956>-4.62%、ネクソン<3659>-4.10%、鹿島<1812>-4.02%、京阪電<9045>-3.92%、大東建<1878>-3.80%、エプソン<6724>-2.73%、小林製薬<4967>-2.71%、リンナイ<5947>-2.38%、シャープ<6753>-2.22%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,986.40 +211.02
ナスダック総合 15,282.01 -319.49
ドル/円 154.42 -0.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ