米イルミナ-急落 予想を下回る2Q決算や通期見通しを嫌気
8月12日 終値 前日比 前日比(%)
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ILMN 208.33 -19.12 -8.40%
8月12日の取引で遺伝子解析最大手の米イルミナ(NASDAQ:ILMN)が大幅安。市場予想を下回る2022年第2四半期決算や通期見通しが嫌気された。株価は一時、前日比27.81ドル安(-12.23%)の199.63ドルまで下落し、19.12ドル安(-8.40%)の208.33ドルで終了。S&P500の下落率トップとなり、年初来では45.24%安となった。
イルミナが11日引け後に発表した2022年第2四半期(4-6月)決算は、売上高が前年同期比3.2%増の11億6200万ドルとなり市場予想の12億2200万ドルを下回った。調整後の純利益が同67%減の9100万ドルとなり、調整後の一株当たり利益は0.57ドルと市場予想の0.65ドルを下回った。
2022年通期の見通しについては、顧客の研究開発投資の遅れやドル高の影響を理由に調整後一株当たり利益を従来の4.00-4.20ドルから2.75-2.90ドルに引き下げ、市場予想の4.13ドルを大きく下回った。
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