〔Market Flash〕MSCI見直しで日本株のウエートは微増の見通し~大和

2022/08/15(月) 13:23
【13:20】MSCI見直しで日本株のウエートは微増の見通し~大和  大和証券では、MSCIから指数の定期見直しが発表されたことを受けて、日本株全体の影響について考察している。インデックス別ではJapan指数の時価総額は0.14%減少、EAFE指数は0.16%減少、World指数は0.26%減少となった。日本株全体への影響としては、EAFE指数におけるウエート差がプラス0.02%pt、World指数においてはプラス0.12%ptとなっており、日本株のウエートはEAFE、World とも微増となる見通しとのこと。仮にMSCI JAPAN時価総額合計の5%をパッシブ連動資金として、パッシブ連動資金の半分がEAFE、残りの半分がWorldで運用されていると仮定すると、MSCI JAPANに関しては約160億円の資金流入が予想されると大和ではコメントしている。 【9:35】食品は実需の見極めが重要で出遅れ感にも注目~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では食品セクターに関して、4-6月決算では円安の影響が明暗を分けたと指摘している。内需系企業は、原料高に対する値上げの遅れや、数量減が想定以上であるケースが散見され、厳しい収益環境が再認識された。外需系企業も、国内事業は苦戦しているが、海外事業の好調で吸収できた企業が大半であった。7-9月以降も現状の為替などを考慮すると、外需系企業がファンダメンタルズ上は優位になると三菱UFJMSでは予想。ただし、単純な為替影響は既に織り込んでいるとみており、ここからは国内外問わず実需を見極める局面と判断している。内需系企業であっても、ウクライナ侵攻後のコスト前提で値上げを実行し、強いトップラインを維持できる企業は、株価の出遅れ感が注目されると考えている。 【8:45】寄り前気配はパンパシ、栗田工、第一三共、サンドラッグが高い気配値  主力株の寄り前気配では、パンパシHD<7532>+15.00%、栗田工<6370>+13.77%、第一三共<4568>+10.44%、サンドラッグ<9989>+6.91%、北越コーポ<3865>+6.31%、マツモトキヨ<3088>+6.23%、ネクソン<3659>+5.40%、ニッコンHD<9072>+5.12%、スタンレ電<6923>+4.79%、USS<4732>+4.43%などが高い気配値。  一方、アシックス<7936>-5.01%、メイテック<9744>-4.02%、堀場製<6856>-3.16%、三和HD<5929>-2.81%、博報堂DY<2433>-2.56%、セイノーHD<9076>-2.21%、科研薬<4521>-1.93%、アルプス<6770>-1.93%、キヤノンMJ<8060>-1.86%、アサヒ<2502>-1.51%などが安い気配値となっている。
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