〔Market Flash〕23/3期1Qの非鉄製錬各社の業績は円安に支えられる~SMBC日興

2022/08/17(水) 13:10
【13:10】23/3期1Qの非鉄製錬各社の業績は円安に支えられる~SMBC日興  SMBC日興証券では、三井金属鉱業や三菱マテリアル、住友金属鉱山、DOWAホールディングスの非鉄製錬4社合算の経常利益/税引前利益は前年同期比26.3%増の1698億円であったと記載している。エネルギーコストの上昇、自動車生産の低迷など逆風も吹いたが、円安と在庫評価益の拡大が各社の業績を支えたと指摘。一方、上期決算予想を非開示とした三菱マテリアルを除き、残り3社の23/3期2Qの経常利益/税引前利益見通しは1Q比で減益が予想されているとのこと。各社は為替差益や在庫評価益のはく落に加え、金属市況が軟化していることを要因に挙げているほか、自動車向け部品の低迷が続くと予想している。 【10:30】東証REIT指数は当面底堅い展開が続く~東海東京  東海東京調査センターのリポートでは、東証REIT指数は2100ポイント程度が上値メドになるとの見方を維持している。NAV(純資産価値:7月時点で1907ポイント程度)からみた過熱感もあまりなく、またグローバルでみたイールドスプレッド面での割安感も残っており、当面は底堅い展開が続くとみている。また欧米中銀とは異なり、日銀は大規模な金融緩和を継続する姿勢を維持しており、国内での長期金利が落ち着いている限り、投資家の押し目買い姿勢は継続すると考えている。 【9:40】23/3期1Q売上高は前年同期比15%増収~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券のリポートによると、プライム市場上場3月期決算企業の業績を集計すると、第1四半期(4-6月)の売上高は前年同期比+14.8%、経済利益は同-18.3%と増収減益(8月15日時点、累計発表済み企業数1172社)と記載している。全産業の経常増益率にプラス寄与する業種は卸売業(+5.2%)、海運(+3.7%)、陸運(+2.5%)などであり、マイナス寄与する業種は情報・通信(-28.4%)、輸送用機器(-2.7%)、電気・ガス(-1.6%)などであると指摘。また通期予想(5月末時点)に対する通期実績の進ちょく率は、全産業ベースで売上高、経常利益が各々24.4%、23.0%と記載している。 【8:45】寄り前気配はピジョン、小糸製、日油が高い気配値  主力株の寄り前気配では、ピジョン<7956> +3.87%、小糸製<7276> +3.75%、日油<4403> +3.01%、ジャフコ<8595> +2.94%、ふくおか<8354> +2.80%、カシオ<6952> +2.76%、東邦HD<8129> +2.65%、住友重<6302> +2.58%、大和工<5444> +2.52%、横河電<6841> +2.48%などが高い気配値。  一方、栗田工<6370>-17.64%、ニッコンHD<9072> -4.67%、関西ペ<4613> -2.76%、パンパシHD<7532> -2.16%、日本ペ<4612> -1.95%、ニチコン<6996> -1.84%、エクセディ<7278> -1.60%、リンテック<7966> -1.43%、メイテック<9744> -1.42%、しまむら<8227> -1.41%どが安い気配値となっている。
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