前場コメント No.3 紀陽銀行、コシダカHD、ハイデ日高、ニッパツ、トピー、住友ファーマ

2025/04/02(水) 11:30
★9:04  紀陽銀行-もみ合い 頭取「26年度に最高益視野」 地銀再編は否定=日経
 紀陽銀行<8370.T>がもみ合い。日本経済新聞電子版は2日5時、同社の原口裕之頭取が取材に応じ「中期経営計画の最終年度(27.3期)には最高益を更新することが視野に入る」と話したと報じた。
 
 記事によれば、現中計の連結純利益の目標は180億円と過去最高の199億円に届いていないが、日銀が利上げに踏み切るなかで、見直しを検討するようだ。自行を含む地方銀行の再編は「考えにくい」と述べたとしている。

★9:04  コシダカHD-3日ぶり反発 パンパシHDと業務提携
 コシダカホールディングス<2157.T>が3日ぶり反発。同社は1日、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>との間で、業務提携契約を締結すると発表した。
 
 今回、両社のデジタル戦略の方向性や、展開店舗の物理的な緊密さ、メイン顧客層の親和性から同提携に至ったという。グループ会社が運営する店舗間の相互送客、コラボレーションイベント企画、コラボレーション商品企画・開発などを実施するとしている。

★9:05  ハイデイ日高-4日ぶり大幅反発 営業益最高  前期2割増、6年ぶり=日経
 ハイデイ日高<7611.T>が4日ぶり大幅反発。2日付の日本経済新聞朝刊は、同社の25.2期の単独営業利益は前の期比2割増の55億円前後だったようだと報じた。
 
 記事によると、会社計画(52億円)を上回り、6年ぶりに最高益を更新した公算が大きいという。値上げで食材価格や人件費の上昇を吸収したほか、期間限定商品の投入などで客数を伸ばした。決算発表は11日を予定している。


★9:05  ニッパツ-東海東京が目標株価引き上げ HDD需要拡大の見方変わらず
 ニッパツ<5991.T>が続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、タイ拠点に見えた生産改善の期待、HDD需要拡大の見方も変わらずと判断。投資判断「Outperform」を継続、目標株価を2370円→2410円と引き上げた。

 3Q(10-12月)決算を経ても、中長期的なニアラインHDDの需要増加によるHDDサスペンションの収益拡大、という東海東京シナリオに変化はない。業績拡大とともに、同社株価にはアップサイドが生まれているとの見方も同様。25.3期通期決算発表時に、現行の中期経営計画の見直し(ローリング)が行われる可能性にも期待するとしている。

★9:05  トピー工業-小動き 投資有価証券の一部を売却 売却益23億7100万円計上へ
 トピー工業<7231.T>が小動き。同社は1日、同社が保有する投資有価証券の一部を売却したことにより、特別利益(投資有価証券売却益)が発生すると発表した。
 
 同社保有の1銘柄を2025年3月に売却した。同件投資有価証券売却益23億7100万円は、25.3期4Qにおいて特別利益として計上するとしている。

★9:05  住友ファーマ-小動き アジア事業を丸紅傘下に譲渡
 住友ファーマ<4506.T>が小動き。同社は1日、丸紅<8002.T>傘下の丸紅グローバルファーマとの間で、同社の完全子会社である住友制葯投資(中国)有限公司およびSumitomo Pharma Asia Pacificならびにそれらの子会社によるアジア事業を、同社が新設する完全子会社に吸収分割の方法により承継させた上で、新会社の発行済株式のうち60%を丸紅グローバルファーマに譲渡することを定めた株式譲渡契約および新会社に関する株主間契約を締結すると発表した。
 
 同株式譲渡により、同社は譲渡対価として、約450億円を受領する。加えて、新会社の発行済株式のうち、同社が保有する残りの40%の株式について、同株主間契約に定める諸条件に従って丸紅グローバルファーマに譲渡することが予定されており、その場合、同社は、同残株式譲渡の譲渡対価として、約270億円を受領予定だという。
 
 同社は、同件により得られる対価を同社の財務基盤強化および成長エンジンの確立のための施策に活用するとともに、注力領域に経営資源を集中し、同社の持続的な成長につなげることをめざすとしている。


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