前場コメント No.7 PKSHA、あおぞら、日立、JR東海、トライアル、JR西日本
★9:35 PKSHA-急落 今期最終益6%増見込むもコンセンサス下回る
PKSHA Technology<3993.T>が急落。同社は11月13日、26.9期通期の連結純利益(IFRS)予想を28.5億円(前期比6.2%増)と発表した。引き続きAI SolutionおよびAI SaaSの提供拡大を見込んでいる。市場コンセンサスは32.6億円。
25.9期通期の連結純利益は26.8億円(前の期比28.8%増)だった。AI Research&Solution事業におけるソリューション案件の獲得とAI SaaS事業におけるプロダクトの販売が拡大したことが寄与した。
なお、株価は今期予想が市場コンセンサスを下回ったことから、売りが優勢となっている。
PKSHA Technology<3993.T>が急落。同社は11月13日、26.9期通期の連結純利益(IFRS)予想を28.5億円(前期比6.2%増)と発表した。引き続きAI SolutionおよびAI SaaSの提供拡大を見込んでいる。市場コンセンサスは32.6億円。
25.9期通期の連結純利益は26.8億円(前の期比28.8%増)だった。AI Research&Solution事業におけるソリューション案件の獲得とAI SaaS事業におけるプロダクトの販売が拡大したことが寄与した。
なお、株価は今期予想が市場コンセンサスを下回ったことから、売りが優勢となっている。
★9:35 あおぞら銀行-急騰 上期最終益14%増 国内資金利益の増加など寄与
あおぞら銀行<8304.T>が急騰。同社は13日、26.3期上期(4-9月)の連結純利益は136億円(前年同期比14.2%増)だったと発表した。国内資金利益および非資金利益の増加などが寄与した。市場コンセンサスは113億円。
あおぞら銀行<8304.T>が急騰。同社は13日、26.3期上期(4-9月)の連結純利益は136億円(前年同期比14.2%増)だったと発表した。国内資金利益および非資金利益の増加などが寄与した。市場コンセンサスは113億円。
★9:47 日立製作所-野村が目標株価を引き上げ パワーグリッドの成長が加速
日立製作所<6501.T>が軟調。野村証券では、パワーグリッドの成長が加速と指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は5200円→6100円に引き上げた。
野村では、パワーグリッドは売上成長が加速、売上高adj.EBITA率も25.3期の11%から31.3期に16~20%に引き上げる計画で達成可能とみている。デジタルは海外顧客による投資抑制が継続しているが、コスト最適化で収益性が高まる見通しで、事業環境の変化に素早く対応できる経営力を評価。Lumada事業は、AIエコシステムを中心としたパートナーとの連携強化により、独自の成長牽引役として評価している。
日立製作所<6501.T>が軟調。野村証券では、パワーグリッドの成長が加速と指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は5200円→6100円に引き上げた。
野村では、パワーグリッドは売上成長が加速、売上高adj.EBITA率も25.3期の11%から31.3期に16~20%に引き上げる計画で達成可能とみている。デジタルは海外顧客による投資抑制が継続しているが、コスト最適化で収益性が高まる見通しで、事業環境の変化に素早く対応できる経営力を評価。Lumada事業は、AIエコシステムを中心としたパートナーとの連携強化により、独自の成長牽引役として評価している。
★9:49 JR東海-東海東京が目標株価を引き上げ カタリストは還元拡充に対する期待感の醸成など
JR東海(東海旅客鉄道)<9022.T>が小幅高。東海東京インテリジェンス・ラボでは、カタリストは還元拡充に対する期待感の醸成、新幹線値上げ可能性と指摘。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は4300円→5000円に引き上げた。
東海東京では、大阪・関西万博終了後の新幹線需要も好調と指摘している。上期(4-9月)は東京→関西方面の需要が好調、下期(10-3月)以降は関西方面→東京の需要増を想定。27/3期は万博効果の反動減による営業減益を見込むが、予想は前回比で上方修正した。機動的な自己株取得を実施すると考えるほか、現在JR各社が国交省に要望中の新幹線の自由席特急料金の届出制が認められれば、新幹線売上比率が高く相対的にメリットを受けやすい点も中期的な株価カタリストになる可能性があると考えている。
JR東海(東海旅客鉄道)<9022.T>が小幅高。東海東京インテリジェンス・ラボでは、カタリストは還元拡充に対する期待感の醸成、新幹線値上げ可能性と指摘。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は4300円→5000円に引き上げた。
東海東京では、大阪・関西万博終了後の新幹線需要も好調と指摘している。上期(4-9月)は東京→関西方面の需要が好調、下期(10-3月)以降は関西方面→東京の需要増を想定。27/3期は万博効果の反動減による営業減益を見込むが、予想は前回比で上方修正した。機動的な自己株取得を実施すると考えるほか、現在JR各社が国交省に要望中の新幹線の自由席特急料金の届出制が認められれば、新幹線売上比率が高く相対的にメリットを受けやすい点も中期的な株価カタリストになる可能性があると考えている。
★9:50 トライアル-急騰 1Q営業益4%増 コンセンサス上回る
トライアルホールディングス<141A.T>が急騰。同社は13日、26.6期1Q(7-9月)の連結営業利益は51.4億円(前年同期比4.2%増)だったと発表した。純損益は9.8億円の赤字だった。営業利益の市場コンセンサスは42.5億円。
のれんの償却やM&A関連の一過性費用の影響がありつつも、コストコントロールにより営業増益となった。純損益については、支払利息や借り入れ関連費用の負担などから赤字となった。
なお、株価は営業増益を好感した買いが優勢となっている。
トライアルホールディングス<141A.T>が急騰。同社は13日、26.6期1Q(7-9月)の連結営業利益は51.4億円(前年同期比4.2%増)だったと発表した。純損益は9.8億円の赤字だった。営業利益の市場コンセンサスは42.5億円。
のれんの償却やM&A関連の一過性費用の影響がありつつも、コストコントロールにより営業増益となった。純損益については、支払利息や借り入れ関連費用の負担などから赤字となった。
なお、株価は営業増益を好感した買いが優勢となっている。
★9:51 JR西日本-東海東京がレーティングを引き下げ 中期の期待成長力低下を織り込んだ水準
JR西日本(西日本旅客鉄道)<9021.T>が小幅高。東海東京インテリジェンス・ラボでは、中期の期待成長力低下を織り込んだ株価水準と判断。レーティングは「Outperform」→「Neutral」に引き下げ、目標株価は3800円→3300円に引き下げた。
東海東京では、万博終了後の堅調な新幹線需要などを勘案し、26/3期営業利益予想を上方修正。27/3期は大阪・関西万博の反動減に加え、設備投資やコスト増などを織り込み、営業利益予想を下方修正した。Q2(7-9月)決算説明会では次期中期経営計画の考え方について、今中計以上に設備投資が増加する可能性、運賃改定の可能性、非鉄道分野であるライフデザイン分野の成長を目指す考え方などが経営陣からコメントされたという。予想には設備投資の増加、単体の減価償却費や業務費などの増加を新たに織り込んだ。Q4決算までは値動きの乏しい株価展開を想定している。
JR西日本(西日本旅客鉄道)<9021.T>が小幅高。東海東京インテリジェンス・ラボでは、中期の期待成長力低下を織り込んだ株価水準と判断。レーティングは「Outperform」→「Neutral」に引き下げ、目標株価は3800円→3300円に引き下げた。
東海東京では、万博終了後の堅調な新幹線需要などを勘案し、26/3期営業利益予想を上方修正。27/3期は大阪・関西万博の反動減に加え、設備投資やコスト増などを織り込み、営業利益予想を下方修正した。Q2(7-9月)決算説明会では次期中期経営計画の考え方について、今中計以上に設備投資が増加する可能性、運賃改定の可能性、非鉄道分野であるライフデザイン分野の成長を目指す考え方などが経営陣からコメントされたという。予想には設備投資の増加、単体の減価償却費や業務費などの増加を新たに織り込んだ。Q4決算までは値動きの乏しい株価展開を想定している。
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