東京外国為替市場概況・15時 ユーロ円、買い戻し優勢
23日午後の東京外国為替市場でユーロ円は買い戻し優勢。15時時点では135.45円と12時時点(134.84円)と比べて61銭程度のユーロ高水準だった。午前には134.66円まで下げる場面があったが、日米株価指数が再び強含むなかで次第に買いが強まった。バイデン米大統領が「対中関税の引き下げを検討している」と発言するとさらなる株高とともに135.63円まで買い上げられた。
なお、米大統領の発言を受けてオフショア人民元は急伸し、対ドルで6.6549元、対円で19.21円まで元高が進んだ。
ドル円は買い戻し。15時時点では127.78円と12時時点(127.34円)と比べて44銭程度のドル高水準だった。米長期金利が上昇したことが支えとなったことに加えて、クロス円が軒並み買い戻されたことにつれた面もあり、127.80円台まで切り返している。
ユーロドルは強含み。15時時点では1.0599ドルと12時時点(1.0588ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。株高に伴ってリスクオンのドル売りが進んだ影響から1.0614ドルまで上昇し、5日以来の高値を付けた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:127.15円 - 128.06円
ユーロドル:1.0545ドル - 1.0614ドル
ユーロ円:134.66円 - 135.63円
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