欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み
23日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では127.82円と20時時点(127.53円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが一時2.84%台まで上昇し、ダウ先物が300ドル超上昇したことで、127.86円まで底堅く推移した。
ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0649ドルと20時時点(1.0675ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ安水準だった。ロンドン前半に、ラガルドECB総裁が7月の欧州中央銀行(ECB)理事会での利上げを示唆したことで、1.0688ドルまで買われた。ただその後は米10年債利回りが一時2.84%台まで上昇したことで上値を切り下げた。
ユーロ円は22時時点では136.12円と20時時点(136.15円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。米株先物の強さを受け136円前半で下げ渋った。
ドル/スイスフラン(CHF)は、メクラー・スイス国立銀行(中銀、SNB)理事の発言「インフレ率が目標以上にある限り、利上げを躊躇しない」を受けて、0.96フラン後半から一時0.9629フランまでフラン高に推移した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:127.15円 - 128.06円
ユーロドル:1.0545ドル - 1.0688ドル
ユーロ円:134.66円 - 136.30円
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