ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、強含み
28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は強含み。4時時点では136.31円と2時時点(136.19円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。ダウ平均は470ドル超まで下げ幅を拡大するなど米株は軟調だったものの、ドル円への影響は限られた。高止まりする米・中長期金利を眺め、依然として米国と日本の金利差が意識されているようだ。4時前には136.38円までドル買い円売りが進んだ。
ユーロドルは小安い。4時時点では1.0522ドルと2時時点(1.0523ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇に影響されて上値は重いままだったが動意自体は鈍かった。
ほか、リスクに敏感なオセアニア通貨は米株安を受けて弱含み。豪ドル/ドルは0.6909ドル、NZドル/ドルが0.6237ドルまで日通し安値を更新した。
ユーロ円は下げ渋り。4時時点では143.42円と2時時点(143.32円)と比べて10銭程度のユーロ高水準。ドル円につれ高となり143.50円付近まで反発した。
なおトルコリラ円は8.17円前後でもみ合い。スペイン・マドリードで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を明日に控え、トルコが「フィンランドとスウェーデンのNATO加盟を支持」で合意したことが報じられた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.11円 - 136.38円
ユーロドル:1.0504ドル - 1.0606ドル
ユーロ円:142.87円 - 144.28円
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