後場コメント No.1 アステラス、NECネッツエスアイ、チェンジ、川崎重工業、ケーユーなど

2017/04/27(木) 15:00
★12:30  ケネディクスオフィス-ドイツ証が目標株価引き上げ オフィス市場の悪化は始まっている
 ケネディクス・オフィス投資法人<8972.T>がもみ合い。ドイツ証券では、オフィス市場の悪化はすでに始まっているとみて、レーティング「Sell」を継続した。目標株価は49.00万円→55.00万円と引き上げた。
 足もとの業績は堅調に推移しており、特段問題は見当たらないとしたが、オフィス市場はすでに悪化の局面に入ったとみられる上に、2018年以降は大量供給も控えていると指摘。三幸エステート発表の2月の都心5区大規模ビルの募集賃料は前年比0.1%増、3月については同1.0%増。15年初頭から募集賃料の伸び率低下は鮮明であるとした。

★12:31  アステラス-後場下げ幅拡大 今期3%営業減益見込む 前期は5%増益着地
 アステラス製薬<4503.T>が後場下げ幅拡大。同社は27日前引け後、18.3期通期の連結営業利益予想を2540億円(前期比2.6%減)にすると発表した。想定為替レートは1ドル110円、1ユーロ120円。
 17.3期通期の営業利益は2608億円(前の期比4.8%増)だった。為替変動で販管費が減少した。

★12:31  アステラス-後場下げ幅拡大 自己株式8500万株を消却へ
 アステラス製薬<4503.T>が後場下げ幅拡大。同社は27日前引け後、自己株式8500万株を5月31日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は3.95%。

★12:33  NECネッツエスアイ-後場下げ幅拡大 今期5%営業増益見込むも市場予想より弱い
 NECネッツエスアイ<1973.T>が後場下げ幅拡大。同社は27日前引け後、18.3期通期の連結営業利益予想を105億円(前期比5.3%増)にすると発表した。市場予想は114億円。
 企業ネットワーク事業で、顧客の働き方改革に関するICT投資意欲の拡大を捉え、積極的な事業拡大を図るほか、引き続き各地の一般企業、官庁自治体に拡販する。
 17.3期通期の営業利益は100億円(前の期比29.3%減)だった。

★12:34  チェンジ-後場急伸  米国防総省向けエンドポイント・セキュリティ技術の展開を加速
 チェンジ<3962.T>が後場急伸。同社は4月27日12時30分に、米国防総省向けに各種セキュリティ製品を提供し、セキュリティソフトウェア企業の買収を通じてCrisis Communication分野でも同省と包括的な契約を締結しているブラックベリー・リミテッドより、エンタープライズ・パートナー。プログラムの最高位となるプラチナ・パートナーに日本で初めて認定されたと発表した。米国防総省向けエンドポイント・セキュリティ技術の日本市場向け展開を加速するとした。

★12:37  川崎重工業-後場マイナス転換 今期営業益26%増見込むも市場コンセンサス下回る
 川崎重工業<7012.T>が後場マイナス転換。同社は27日11時30分に、18.3期通期の連結営業利益予想を580億円(前期比26.1%増)と発表した。市場コンセンサスは634億円となっている。売り上げの増加に伴う利益増や前年度大きな損失を計上した船舶海洋事業の回復などが寄与する。なお、前提為替レートは、1米ドル108円、1ユーロ114円としている。
 併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は460億円(前期比52.1%減)だった。船舶海洋事業の悪化や航空宇宙事業などの減益が響いた。

★12:39  ケーユーHD-大幅に3日続伸 前期営業益を上方修正 増収や利益率の改善で 増配も発表
 ケーユーホールディングス<9856.T>が大幅に3日続伸。同社は27日11時20分に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の38億円から48億円(前期比9.5%増)へと引き上げると発表した。国産車・輸入車ともに販売が計画に比べ増加したことによる売上高の増加や利益率の改善が寄与する。
 併せて、17.3期の期末配当予想を15円→20円(前期は20円)に修正すると発表した。年間配当は25円→30円(前期は30円)となる。


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