前場コメント No.5 ペプチドリーム、ライトオン、キタック、三井金属、アイロムGなど

2017/05/23(火) 11:30
★9:06  アクトコール-小高い ドローンを利用した不正探知サービスの開発に着手
 アクトコール<6064.T>が小高い。同社は22日に、子会社のインサイト(東京都新宿区)が、ネオキャリア(東京都新宿区)、テラドローン(東京都渋谷区)、ターミナル(東京都港区)と提携の上、ドローン(小型無人飛行機)を利用した不正探知サービスの開発に着手すると発表した。
 不正に入手したクレジットカード情報を利用し、他人になりすまして空き家に商品を送るように指定し宅配を受け取るという方法による不正注文詐欺が増えているという。その不正注文詐欺被害を未然に防ぐために、商品発送前に、ターミナルの所有する賃貸物件データとインサイトの省有する家賃決済データを照合し、家賃の引落履歴が確認できない物件にドローンを利用して実際に居住確認する。2020年の実用化を目指すとしている。

★9:07  ペプチド-3日ぶり反発 21.6期メドに営業利益率80%まで引き上げ計画
 ペプチドリーム<4587.T>が3日ぶり反発。23日付の日経新聞朝刊で、同社が21.6期をメドに売上高営業利益率を80%と16.6期から21ポイント高める考えだと報じられた。
 国内外の製薬会社に提供した新薬候補物質の開発が進むことで、開発の進ちょくに応じて受け取る報奨金の増加を期待しているという。ただ、製薬会社の開発が想定通り進まない場合もあるとみられる。

★9:07  ライトオン-小動き 5月度既存店8%減収 6カ月連続で前年実績下回る
 ライトオン<7445.T>が小動き。同社は22日、5月度(4月21日~5月20日)の既存店売上高は前年同月比8.0%減、全店は同2.8%減だったと発表した。既存店・全店売上高ともに6カ月連続で前年実績を下回った。既存店客数は4.2%減、既存店客単価は4.0%低下した。
 気温の上昇に伴い、メンズでは無地Tシャツ、ウィメンズではプリントTシャツなど、夏物商品の売り上げは好調だったものの、羽織物など春物商品の売り上げが伸びなかった。

★9:09  キタック-買い気配 上期営業利益を上方修正
 キタック<4707.T>が買い気配。同社は22日、17.10期上期(11-4月)の営業利益予想を従来の2.1億円から2.2億円(前年同期比7.7%増)へと引き上げると発表した。売り上げが堅調だったという。

★9:09  三井金属-野村が目標株価引き上げ マイクロシンを中心に高成長が続く
 三井金属鉱業<5706.T>が3日続伸。野村証券では、マイクロシンを中心に高成長が続くと想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価を570円→720円と引き上げた。
 電解銅箔などの機能材料の業績予想を上方修正。極薄銅箔のマイクロシンの成長シナリオに大きな変更はないとしたが、それ以外の一般の電解銅箔、薄膜材料などの電子材料も好調に推移。カセロネス鉱山の操業が安定し、持ち分法投資損益の改善が従来よりも期待でき、実効税率の低下につながるため、来19.3期の親会社株主利益予想を約18%上方修正した。
 マイクロシンの成長による利益成長は今18.3期から本格化する。同製品の収益への寄与が今後の決算などで明らかになれば、非鉄株としての評価から、機能材料を中心に中期的に高成長が期待できる会社としての評価に切り替わり、株価バリュエーションも切り上がる見込み。

★9:10  アイロムG-大幅続伸 子会社の褐色脂肪細胞製造技術が豪州で特許査定
 アイロムグループ<2372.T>が大幅続伸。同社は22日、子会社のIDファーマが、多能性幹細胞から褐色脂肪細胞を製造する技術について、オーストラリアで特許査定を受けたと発表した。
 同技術は国立国際医療研究センターとIDファーマの共同開発の成果であり、今回の特許査定で同技術が知的財産として確立し、今後の事業化でIDファーマの収益確保に資するとしている。同技術で作製された褐色脂肪細胞は、肥満やメタボリックシンドロームなどを対象にした再生医療等製品として直接ヒトに移植することに加え、医薬品のスクリーニング、基礎研究などに幅広く応用できると考えられているという。


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