前場コメント No.8 ステップ、日建工学、リケンテクノス、スカパー、バンダイナムコなど

2017/05/23(火) 11:30
★9:22  ミネベアミツミ-TIWが「2+」継続 今期LEDバックライトが縮小でも他製品でカバー
 ミネベアミツミ<6479.T>が3日ぶり反落。投資情報会社のTIWでは、今期はLEDバックライトが縮小でも他製品でカバーできるとみて、投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
 今18.3期業績は、LEDバックライトがスマートフォンの液晶ディスプレイが有機ELに置き換わってくることから電子機器の減収を計画する一方、利益へのマイナス影響は限定的のとどまる見通し。モーターが伸び、主力のボールペアリング外販が続伸することで着実な利益増が期待できるほか、ミツミ事業が通期でフル寄与すると指摘。

★9:22  ステップ-TIWが「2+」継続 合格実績・生徒獲得ともに順調
 ステップ<9795.T>が続伸。投資情報会社のTIWでは、合格実績・生徒獲得ともに順調と判断。投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
 今春も公立トップ校への塾別合格実績で1位を維持し、公立トップ9校のうち8校で合格実績が1位となった。合格実績、業績は同社の高い教育サービスの証明と考えられ、これまで、業績予想から大きく外れることなく、順調かつ計画的に推移してきた。見通しに変更はなし。

★9:23  日建工学-3日続伸 三省水工を子会社化 発行済株式の95.45%取得
 日建工学<9767.T>が3日続伸。同社は22日に、三省水工の発行済株式19万0900株(総議決権の95.45%)を取得し、子会社化すると発表した。
 今後は、両社グループの経営資源を結集し、さらには徹底した事業変革を成し遂げ、日建工学グループの企業価値の最大化を図るという。また、三省水工の発行済株式の全てを取得するよう努めるとしている。取得価額(概算額)は6億7500万円で、株式譲渡実行日は6月23日を予定。なお、三省水工の17.3期における純資産は13億9510万9012円となっている。

★9:23  リケンテクノス-大幅に3日続伸 高強度の透明樹脂シートを開発
 リケンテクノス<4220.T>が大幅に3日続伸。23日付の日経産業新聞で、同社が比較的低温で立体成型でき、鉄球を落としたり極端に曲げたりしても割れない樹脂シートを開発したと報じられた。
 透明でガラス並みに光が通るという。表面を紫外線硬化樹脂で覆ったとしている。カーナビゲーションやスマートフォン(スマホ)用ディスプレーの保護ガラス置き換え用として2018年の事業化を目指すもよう。今後の業績拡大への貢献が期待され、買いが向かっている。

★9:24  スカパーJSAT-大和が目標株価引き下げ Xバンド衛星の引き渡しが寄与
 スカパーJSATホールディングス<9412.T>が反落。大和証券では、防衛省より受注したXバンド衛星の引き渡しが寄与しているとし、投資判断「3(中立)」を継続した。目標株価は530円→500円と引き下げた。
 前17.3期通期実績は、前の期比18.4%増収、同0.9%営業増益。今18.3期はXバンド衛星の引き渡しがなく、減益を見込むとした。「スカパー!プレミアムサービス」累計加入者は減少していると指摘。

★9:25  ケネディクス商業-大和が目標株価引き下げ 「フルルガーデン八千代」で魅せられるか
 ケネディクス商業リート投資法人<3453.T>がもみ合い。大和証券では、「フルルガーデン八千代」で魅せられるかとコメント。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は28.50万円→27.50万円と引き下げた。
 エリア特性に適合した誘客能力の高い専門店の活用がポイント。今後2~3年のDPU(1口当たり分配金)目標を「6500円」に、「3%+α」成長を見込むとされた。なお、同投資法人では年間400億円~500億円程度の取得を想定。

★9:29  バンダイナムコ-大和が目標株価引き上げ 営業利益700億円到達を18.3期はうかがう
 バンダイナムコホールディングス<7832.T>が続伸。大和証券では、営業利益700億円到達を今18.3期はうかがうと注目。投資判断「1(買い)」を継続、目標株価は4160円→4750円と引き上げた。前17.3期業績にサプライズ感はなし。次のカタリストはネイティブアプリ「ミリシタ」とした。


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