前場コメント No.16 ネオジャパン、Jパワー、横浜ゴム、東天紅、精養軒など

2017/05/23(火) 11:30
★10:45  ネオジャパン-大幅反発 仕事上のめんどくさいと向き合う「めんどくさい研究所」創設
 ネオジャパン<3921.T>が大幅反発。同社は23日、労働環境や仕事上の「めんどくさい」と向き合う「めんどくさい研究所」を創設したと発表した。
 毎月新たな研究テーマを設け、研究所メンバーがビジネスチャット「ChatLuck」上でオンラインでのディスカッションを実施するという。「めんどくさい」理由とそれを解消するためのアイデアを抽出する。

★10:45  日本新薬-みずほが目標株価引き上げ R&D費の増額と国内導入品の上市を見込む
 日本新薬<4516.T>が反発。みずほ証券では、R&D費の増額と国内導入品の上市を想定。投資判断「買い」を継続、目標株価を8100円→8900円と引き上げた。
 みずほ予想を見直し。主な変更点は、R&D費の増額および前17.3期に国内導入した3開発品(NS-73、NS-87、NS-32)を20.3期以降に見込んだもの。R&D費の増額はNS-065などの核酸医薬の開発による。3開発品については、いずれも米欧で上市または申請済みの開発品であり、海外データを使用して早期開発が可能。
 当面の注目点は、(1)肺動脈性肺高血圧症(PAH)治療剤ウプトラビの国内販売立ち上がり、(2)NS-018(骨髄増殖性腫瘍)に関するFDA(米国食品医薬局)協議およびパートナーとの提携。

★10:48  明治HD-野村が目標株価引き上げ さらなる付加価値戦略を期待
 明治ホールディングス<2269.T>がもみ合い。野村証券では、さらなる付加価値戦略を期待。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は9800円→10500円と引き上げた。
 業績予想は微修正にとどめるとしたが、食品セクターのPER上昇を踏まえ、目標株価を増額。コア商品への販売集中、それに伴う商品ミックスの改善や事業構造改革による生産性改善など、収益性を重視した戦略を評価。ただし、プロバイオティクスヨーグルトが安定成長に入る中、付加価値戦略によるさらなる増収戦略が待たれるとした。

★10:52  Jパワー-野村が目標株価引き下げ 21.3期の増益ポテンシャルにも注目
 Jパワー(電源開発)<9513.T>が続伸。野村証券では、21.3期の増益ポテンシャルにも注目するとし、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は3970円→3500円と引き下げた。
 コスト削減により今18.3期経常利益予想を上方修正。国内石炭火力設備の集中修繕の影響が解消される来19.3期の経常利益予想に変更はなし。期が進んだため、目標株価の算定基準期を今18.3期から来19.3期へ変更し、国内石炭火力の利用率向上などによる増益を織り込んだとした。他方、電力制度改革が進む中、現行制度を主前提とする長期業績予想の重要性は低下したと考え、DCFモデルに基づく長期キャッシュフローの拡大を目標株価の算定に反映しないこととし、目標株価は引き下げ。

★10:54  横浜ゴム-野村が目標株価引き上げ 一段の数量・構成の改善あるかを見極めたい
 横浜ゴム<5101.T>がもみ合い。野村証券では、一段の数量・構成の改善あるかを見極めたいとし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は2400円→2500円と引き上げた。
 値上げの効果が今後顕在化する中、原材料価格の悪影響が小さくなることで、今17.12期下期から来18.12期にかけて業績改善が予想される。ただし、業績改善後でもPERから見た割安感はなく「Neutral」を継続。
 同社のタイヤ稼働率は80%程度と競合他社比でやや低い状況が続いているため、市販用タイヤの海外での拡販など、中期的な数量増が見えてくれば、稼働率改善効果に注目することも可能とした。

★10:57  東天紅と精養軒-急騰 上野パンダ「シンシン」に発情の兆候で公開中止へ
東天紅<8181.T>、精養軒<9734.T>がともに急騰。東京都が5月23日、上野動物園のジャイアントパンダ「シンシン」に発情の兆候が見られことから25日から公開を中止すると発表したことが手がかり。
 今月16日ごろから、食欲の衰えなど妊娠時の兆候がみられており、出産に備えるという。これを受け、赤ちゃんパンダの誕生を期待し、上野に店舗を構える両社に思惑的な買いが入っているもよう。

★11:00  三菱自動車-丸三が「中立」継続 相対PERなどで見て割安とは言い難い状況
 三菱自動車<7211.T>が3日ぶり反落。丸三証券では、業績急回復を予想するが、相対PERなどで見て割安とは言い難い状況とし、投資判断「中立」を継続した。
 燃費不正問題から立ち直り、今18.3期以降は一過性費用の減少・日産自動車とのシナジー効果・新型車投入によって業績急回復を予想。しかし、為替前提の見直しや研究開発費の増加などを織り込んで、前回予想比では丸三の業績予想を引き下げるとした。


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